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ウォール街の株価指数、インフレと業績に注目し上昇

キーポイント:
  • 米国株価指数は上昇、ナスダックが上昇率トップで~2%上昇
  • 4月ミシガン州景況感、予想77.9に対し最終77.2
  • ユーロSTOXX600指数は1%超の上昇
  • ドル、金、原油は上昇、ビットコインは下落
  • 米10年債利回りは4.65%まで低下

ウォール街の株価指数、インフレと決算に注目し上昇

ウォール街の主要株価指数は、S&P500 SPXとナスダック総合 IXICが寄り付きから上昇した後、金曜日序盤に上昇している。投資家が3月のインフレ・データを消化する一方で、木曜日の鐘の後に発表されたアルファベット GOOGとマイクロソフト MSFTの決算報告は、投資家の気分を確実に支えている。

ミシガン大学((link))の消費者調査結果が 市場開始30分後に発表された後も、株価は上昇を続けた。

開場前、商務省が発表した3月の米月次インフレ率((link))は緩やかに上昇したが、住宅費と輸送費の高止まりは、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利をしばらく据え置く可能性を示唆した。また、先月は個人消費が好調であったが、スタグフレーションを懸念する投資家にとっては若干の安心材料となった。

木曜日((link))は、第1四半期のデータがインフレの急上昇と経済成長の鈍化を示したため、指数は下落して引けた。

「市場は昨日見たことをまだ消化していない。これは同じストーリーの別の部分に過ぎない。昨日も、そして年初来も同じ傾向の一部だ。ウェルズ・ファーゴ投資研究所のグローバル投資戦略責任者、ポール・クリストファー 氏は、「サービス・インフレは堅調を維持し、サービス支出も堅調を維持している。「今朝の市場の本当の原動力は、夜間の決算ニュースだ。

金曜日に、アルファベットとマイクロソフト (link) は、大規模なAI投資が成長を牽引していることを示す決算を受けて上昇している。メタ・プラットフォームズ META の見通しが軟調だったため、彼らの高額な賭けが報われるには時間がかかるのではないかという疑念が払拭された。

S&P500の主要11業種では、通信サービス S5TELSが約4%上昇で上昇率トップ、テクノロジー (.SPLCT)が2%以上上昇で続いている。最も下落したのはエネルギー SPNで、1.5%以上下落した。

以下は初期取引のスナップショットである:

Wall Street indexes gain
Thomson ReutersWall Street indexes gain

(シネアド・カリュー)

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