先週はOPECプラス閣僚級会合の決裂で原油価格の下落から、カナダドルの下落に繋がりました。 今週も原油価格の下落には注意しておきたいが、基本は買い目線でいます。 カナダはコロナワクチンの接種が進み経済正常化も進んでいます。 原油価格が暴落しない限りは、カナダドルは底堅く推移し上昇するのではないかと押し目を探しています。 カナダ政策金利発表...
方向性:NZD売り ニュージーランドはコロナを早期に抑え込んだとして、豪ドルとともに買われてきました。 ただ、コロナ後の買いも一服し、周辺国のコロナ回復も追いついてきています。 コロナ前はレンジで推移しているので、これからのNZドルは以下レンジに戻るのではないかと思います。 ...
AUD/USD方向性:売り方向 ポイント:コロナ前 豪ドルはコロナ後、感染者数の少なさなどから早期の回復期待から豪ドルは買われてきました。 また、資源国通貨ということで、コロナ禍からの回復で資源需要が高まり豪ドルが買われてきました。 ただ、マーケットはコロナ後から脱コロナ、コロナからの回復よりもコロナを抜けたコロナの影響がなくなった経済を織込みに行っているのではないかと思われます。 そうなってくると、コロナとは関係のない力関係が重要になると思います。 以下はコロナ前のAUD/USDの週足チャートです。 米国が利上げして豪州よりも金利が高い時期などを見ると、今の水準よりも下の水準で推移しています。 このことから米国の利上げが進むと、それに合わせて豪ドルが下落、AUD/USD...
EUR/USD方向性:売り方向 EUR見通し 欧州では南欧と北欧で経済回復スピードに差が出ており、ECBは南欧に合わせて動く可能性が高く、ハト派姿勢を継続する可能性が高い。 また、EUの立ち上げから牽引してきたメルケル首相が政界引退を表明しており、後任選挙が9月に予定されていて政治不安が懸念されています。 英国の離脱問題、トルコ債券、ロシアリスク(ノルドストリーム2)など、リスク要因も多いことを考えると上値が重くなるのではないかと見ています。 USD見通し...
方向性:ドル円上昇 FOMCが通過して動きやすくなった米ドル、FOMCがタカ派だったことから米ドル買い方向が得に動きやすくなっています。 ここからの注目は2点、テーパリングのスタートと利上げ時期。 6月の会合では次回会合でテーパリングの議論を開始しても・・・ ということで7月のFOMCもしくは8月のジャクソンホール・シンポジウムでテーパリングの話が出てくると思われます。 このタイミングを織込むようにドル買いが進むのではないかと予想しています。 また、すぐに利上げ時期は発表されないと思いますが、要人発言は利上げ時期のヒントを探すように注目されると思います。 利上げに関するヒントが出てきた場合にドルは大きく上昇すると思います。 特に9月のFOMCではドットチャートの上方修正を期待して、ドル高が進む可能性...
戦略:ドル買い ※ハト派姿勢が出てきてドル円が下落したところを買いエントリー 注目度:かなり高い 織込み度:現状維持を9割 バイアス:特になし ...
6月FOMC 注目度:かなり高い 織込み度:据え置き予想がほとんど バイアス:特になし 今回のFOMCは2つの意味で注目されています。 1つ目はカナダや英国、NZが引き締めに動き始めたことから、FRBもテーパリングに動くのではないかと注目されています。 2つ目は6月のFOMCはドットチャートなど経済見通しが発表されるので、利上げ予想などが前倒しされていないか注目されています。 今回のFOMCでは引き締めに動くということはないと思いますが、ドットチャートで利上げ時期予想が前倒しされたり、声明文でテーパリングのヒントが出てきた場合は米ドル買いにつながるのではないかと思います。 現在はFOMCまで新たなヒントが出てくるとは思いません。 このままいけばドル円は低位推移し、FOMCを期に上記のポイントでドル円が上昇するのでは...
方向性 :豪ドル買い 目標値 :AUD/JPY 89.000円 豪ドルは85円のラインを抜けて一段上のレンジに突入できるかがポイント! エントリータイミング :85円ラインを抜けて、その後85円ラインでサポートされたのを確認できたタイミング 6月1日のRBA理事会では予想通り据え置きだったが、カナダやNZが引き締め方向に転換したため、RBAももしかしたらという期待があったため据え置きが発表された後に豪ドルは売られた。 ただ、7月の会合で資産購入の再検討と発表されているため、下げは限定的だった。 このことからも豪ドルの底値は固く、7月の会合で引き締め方向に転換するのではないかと期待感は根強いことから、7月の会合に向けて豪ドルの上昇が続くと予想している。 豪ドル買いのポイント...
方向性:NZD買い ターゲット:NZD/JPY 84.000円 RBNZ理事会 5月26日(水曜日) 予想:据え置き 結果:据え置き 結果は予想通り据え置きでしたが、声明文で少しサプライズ。 前回の理事会声明文では「状況に応じて利下げの可能性」という文言が残っていましたが、今回の声明文では削除されていました。 この文言の削除は、RBNZが利上げの準備に入った、緩和政策の終了を意味しているとマーケットは受け止めました。 結果を受けてNZDは大きく買われ、直近高値であるNZD/JPY...
◎今週のポイント 今週豪州では、雇用統計の発表が予定されています。 RBAは失業率を中心に雇用と、CPI(消費者物価指数)を金融政策判断に注目しています。 今週発表の雇用統計で、コロナ禍からどこまで雇用が回復しているのか注目。 また、コロナ対応の雇用維持対策の補助金が終了して初の雇用統計となるので、どこまで雇用が維持できているかも注目されます。 RBAは7月の会合で資産購入について検討すると発表しているので、RBAがタカ派に動けるだけの結果が出てくるか注目されています。 ◎今週のイベントスケジュール 5月18日(火曜日) 10:30 AUD RBA理事会議事要旨 5月19日(水曜日) 09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数 ...
◎今週のポイント 今週カナダではCPI(消費者物価指数)の発表が予定されています。 引締めに舵を切ったカナダ中銀が、引き続き引き締めを進めるのか? 金融政策の判断に影響する経済指標がCPI(消費者物価指数)に注目が集まっています。 経済指標の結果が金融政策の判断に直結するということで、指標発表時のボラティリティが高くなっているので要注目です。 また、経済指標のボラティリティが高くなっていることから、カナダの小売売上高でも動く可能性があるので、こちらも気をつけて見ておきたいと思います。 ◎今週のイベントスケジュール 5月19日(水曜日) 21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数) 5月21日(金曜日) 21:30 CAD カナダ小売売上高
方向性:ドルロング 2021年5月12日発表の米CPI(消費者物価指数)が予想を大きく上回ったことでドル買いが進んでいます。 4月CPI(消費者物価指数)(前月比) 予想:0.2% 結果:0.8% 4月コアCPI(消費者物価指数)(前月比) 予想:0.3% 結果:0.9% 4月CPI(消費者物価指数)(前年比) 予想:3.6% 結果:4.2% 4月コアCPI(消費者物価指数)(前年比) 予想:2.3% 結果:3.0% 昨年がパンデミックで悪かったことで前年比の予想は高めに出ていたが、結果はさらに大幅に上回る4.2%が出てきました。 また、前月比で予想を0.6%も上回る、0.8%という結果にもビックリです。 FRBは昨年の物価安を理由に一時的にインフレが2%を超えると言っていたが、さすがに4.2%は行き過ぎだ...
ポンド方向性:買い優勢だが・・・ ポイント ・Super Thursday ・英地方議会選 Super Thursday(英中銀) 今週6日(木曜日)の英中銀は四半期ごとに発表されるインフレーションレポートが同時に発表される「Super Thursday」で重要な政策発表です。 英中銀は年8回の政策発表のうち、年4回は経済見通しなどをまとめたインフレーションレポートが同時発表されます。 政策変更が行われるのはインフレーションレポートが発表される「Super...
カナダドル方向性:買い方向 先日のカナダ中銀金融政策発表で、債券購入プログラムの買い入れ額を「週40ドル」から「週30ドル」に減額し、利上げの見通しを「23年」から「22年後半」に前倒ししました。 主要8中銀の中では、豪州・NZなどコロナ感染者数の少ないオセアニアが初めにテーパリングに舵を切ると思われていましたが、予想外のカナダが初めにテーパリングに舵を切りました。 このことでカナダドルが買われる結果となっています。 カナダ中銀は経済状況に応じて、さらに調整していくと言っていることから、さらにテーパリングを進めていく可能性が高くなっています。 テーパリングの可能性、期待が高まれば、カナダドル買いが進んでいくのではないかと思われます。 カナダドルのポイント ・経済指標 ・資源価格 ・住宅価格 経済指標...
カナダドル:買い方向 政策発表を受けてカナダドル買い推奨! 事前予想と見通し 注目度:やや高い 織込み度:据え置き(現状維持)を織り込み済み バイアス:ややカナダドルの上値重い...
現在のマーケットは リスクオフ → ドル安 チャートは金価格と米10年債利回りとドルインデックスを重ねたものです。 ※金価格は上下反転させています。 リスクオフになると、リスク資産から安全資産に資金を移します。 リスクオフになると安全資産である金が購入されるため、金価格が上昇します。 ※チャートは上下反転してるので、価格が上昇するとチャートでは下落します。 また、米国債は信頼性が高いことから安全資産として扱われ、リスクオフになると米国債が買われます。 米国債が買われると金利は低下します このことから金価格と米国債は同じような動きをします。 最近のマーケットは米金利が中心になっており、米金利と米ドルの相関性が高くなっています。 上記の点から、リスクオフになると米国債が買われ、米金利が低下し、米金利の低下に相...
通貨インデックスとは 実行為替レートとも呼ばれる。 特定の2通貨間の為替レート面での対外競争力を単一の指標で総合的に捉えようとするもの。 その通貨の全体的な変動を見ることができる。 ※みんなのFX参照 各通貨の強さを計る指標の一つです。 3月からの約1か月の通貨の強さを見ると米ドルが強かったが、4月からを見るとドルは弱くなっている。 3月からを見ても、4月からを見ても円は弱いまま。 このように、中長期の取引をする際の通貨選びに通貨インデックスを使い、強弱を見てみると参考になるのではないかと思う。 今回は主要8通貨を出しているが、取引する通貨だけ表示させてもいいと思う。