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ビットコイン(BTC)は一時的なレンジ相場のレジスタンスラインを突破、今後の価格変動はどうなる?-4月15日チャート分析

BITFINEX:BTCJPY   ビットコイン/日本円
レジスタンスラインを突破した仮想通貨ビットコイン(BTC)だが、一目均衡表の雲突破には至っていない状況
BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。4月11日に54万8千円台まで下値を伸ばしたBTCはその後57万2千円台をレジスタンスラインとしたレンジ相場を形成しました。4月13日以降、レジスタンスライン近辺で張り付いた値動きを続けたBTCは本日4月15日に遂にレジスタンスラインを突破、上値を58万円台まで伸ばしました。

レンジ相場のレジスタンスラインを突破したことで、今後更なる上昇に期待したいBTCではありますが、2時間足チャートでは一目均衡表の雲を突破するまでは至らず、一目均衡表の視点で捉えた場合、現在のBTCは今後も上昇を続けるとは言い難い状況にあります。
今後本日4月15日の上値である58万円台を突破した場合、BTCは一目均衡表の雲を上へ抜けたことになり上昇トレンド転換への一つのサインを発生させることになります。
BTC/USDの買い注文チャートを見ていきます。4月に入り、買い注文量を急増させてきたBTC、しかし継続した上昇チャートとはならず、一目均衡表の雲に上昇を抑えられた形を続けています。4月13日の時点で既にサポートラインまで買い注文量を減少させたBTCは、その後陽線を形成している段階ですが、今後も上値には一目均衡表の厚い雲が存在することになり、上昇しにくい状況が続くと言えるでしょう。

今後BTC買い注文チャートにてサポートラインを大きく下回る動きへ切り替わる場合、BTC/JPYチャートにも大きく影響をすることになります。買い圧力を失うBTCはしばらく上昇し辛い状況へと切り替わり、売り注文の量次第で大きな売り圧力を受ける形にもなるため注意しましょう。

BTCの注文比率まで考慮した場合、4月11日以降から形成されるレジスタンスラインを突破したBTCではありますが、今後も継続した強気相場を形成するとは言い難い状況です。
今後現在の上値である58万円台を突破した場合も、その後58万円台がしっかりとサポートラインへ切り替わるか注目したいところです。仮に現在の価格から下落チャートを形成した場合、4月11日以降のレジスタンスラインがサポートラインへロールリバーサルされるか確認しましょう。

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