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REIT「エクストラ・スペース・ストレージ」、稼働率上昇で第1四半期の売上高が予想を上回る

米不動産投資信託(REIT) エクストラ・スペース・ストレージ EXRは27日、第1四半期の売上高がウォール街の予想を上回ったと発表した。

3月31日に終了した四半期の既存店平均稼働率は、前年同期の92.7%から93.2%に上昇した。

貨物需要や新築住宅販売が依然低迷しているため、ストレージスペースへの需要はパンデミックの絶頂期から衰えている。しかし、エクストラ・スペース・ストレージは、稼働率の上昇で利幅を拡大することができた。

ユタ州ソルトレイクシティに本社を置く同REITは、42州で3,793のストレージ店舗を所有・運営しており、米国最大のセルフストレージ運営会社となっている。

「賃貸活動は今年まで好調で、空室も落ち着いているため、2024年のリースシーズンには収益を最大化できる」とジョー・マーゴリス最高経営責任者(CEO)は述べた。

LSEGのデータによると、同社の四半期収益はアナリスト予想の7億390万ドルに対し、7億9950万ドルに増加した。

同社は、1株当たり1.96ドルの四半期コア営業からの資金(FFO) を報告し、前年同期の2.02ドルから減少した。

同業のプロロジス PLDは4月初め、貨物需要の鈍化による稼働率の低下を理由に、 (link) FFO(FFO) の通期予想を引き下げた。

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