ストライカー、医療機器とインプラントの旺盛な需要で2024年の利益予想を上方修正
ストライカー・コーポレーション SYKは19日、医療機器やインプラントに対する需要の回復を受け、通期の利益予想を上方修正した。
関節インプラント・メーカーである同社は、2024年の1株当たり年間利益を11.85~12.05ドルと見ており、従来の11.70~12ドルのレンジから引き上げている。
医療用インプラントの需要は、パンデミック(世界的大流行)時に延期された手術を選択する人が高齢者を中心に増えているため、後押しされている。
ストライカーは、2024年の既存事業売上高成長率について、従来の7.5%から9%の範囲から8.5%から9.5%の範囲になると予想している。
LSEGのデータによると、同社の四半期売上高は予想51億ドルに対し9.7%増の52億4,000万ドルとなった。
調整後ベースでは、3月31日に終了した四半期に1株当たり2.50ドルの利益を計上し、アナリスト予想の2.35ドルを上回った。