ホットストック：三井物産が後場急伸、大規模な自社株買いを好感　一時2％超高

三井物産 8031の株価が後場急伸し、２％超高の７８４３円で高値をつけた。１日の昼休みに決算と併せて４０００万株・２０００億円を上限とする自社株買いを実施すると発表し、材料視されている。足元の株価は１％超高の７７４０円近辺。前場終値は０．２７％高の７６６０円だった。

自社株の取得期間は５月２日―９月２０日。取得する全株式を１０月１日に消却する。同社は６月３０日時点の株主に１対２の株式分割を実施することも発表している。２０２５年３月期の連結純利益（国際会計基準）予想は前年比１５．４％減の９０００億円を見込む。ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１２人の予想平均値８９４９億円を上回った。