🇯🇵経済環境インジケーターから読み解く、足元の国内経済環境(2026/06/29)

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日本のマクロ経済環境を可視化するオリジナルのインジケーターを使った足元の国内経済環境の分析です。

<全体感>
現在も景気拡大を示す緑ゾーンを維持しており、総合スコアは0.9と高水準を保っている。3つの構成要素を見ると、株式市場と実体経済はいずれもスコア1.0と高水準を維持している一方、センチメント指数のみスコア0.0にとどまっており、総合スコアをわずかに押し下げる格好となっている。日経225ETFの価格は2025年末にかけて一時調整した後、2026年に入り急速に切り返し、直近では73,510円(前日比+1.31%)と高値圏で推移しており、価格面・実体経済面の改善に対してセンチメント面のみが出遅れている構図である。

<構成要素の動向>

① 株式市場

日経225ETFは2025年後半の調整局面を経て、2026年入り後に明確なトレンド転換を見せ、年初来高値を更新する形で上昇が続いている。中長期トレンドは引き続き上向きを維持している。

② センチメント指数
企業の業況感を示すセンチメント指標(スコア0.0)は、3つの構成要素の中で唯一弱含んでおり、株価や実体経済の改善とは対照的な動きとなっている。月次更新の調査ベース指標である性質上、急速に進行した株価上昇や為替・海外政策動向といった足元の環境変化をまだ十分に織り込めていない可能性があり、ラグを伴って今後上方修正されるか、それとも企業の実感として何らかの慎重姿勢が残っているのか、注視が必要である。

③ 実体経済
景気先行指数
直近1ヶ月で見ても高水準を維持したまま大きな変化は見られず、安定した緑ゾーンを継続している。遅行性のある指標である点を踏まえると、この「高水準での安定」自体が実体経済の底堅さを裏付けるシグナルとも捉えられる。

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