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【1357 日経ダブルインバース】4つの根拠でトレード(日銀・感染者数・政府対応・南ア変異種へのワクチン効かない説)

ロング
TSE:1357   NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信
日経ダブルインバースは日経平均株価の2倍で逆相関するETFです。つまり、日経が下がれば、その2倍上がるってことです。
※この2倍というのが気になった方向けに説明をしておきますが、これはマーケットメイクされている関係や刻み値の関係から正確ではありません。
僕はアベノミクスの頃からこの銘柄は数百回以上取引をしてきて、取扱には慣れていて、ここが分岐点と判断し買います。

その根拠は以下の4つです。
  • 日銀がQEを部分的に弱めたこと
  • コロナ感染者が止まらないこと
  • 政府の対応が遅すぎること
  • 南アの変異種にワクチンが効かない可能性が浮上したこと

順番に解説します。

一番の理由は、2021年1月5日に、ブルームバーグが日銀の国債の買いオペ(QE)の残存1-3年を4500億円に減額することを報じたことです。
参考:日銀の国債買い入れオペ、残存1-3年を4500億円に減額

さらに1月6日のコロナ感染者は、東京のみで1500人を超える規模となり、重症患者も増えています。
そして、南アフリカで発生した変異種に既存のワクチンが効かない可能性があるということも世界の投資家心理を冷やしていきます。
参考:南ア変異種にワクチン効かない可能性 英専門家(2021年1月5日) - YouTube

日本の株価は外国人と日銀含むクジラの力で安定する国なので、外国人が逃げた分を日銀が買わない限り日経はズルズルと落ちていくと考えます。

極めつけは政府の対応の遅さです。ここ数ヶ月の様子を見るとこれは企業経営にも深刻なダメージが及ぶと判断せざるをえません。緊急事態宣言も飲食を縛ることが中心となり、映画館などは続行。感染を完全に止めるつもりがないそうです。

ということで、コロナ感染者が増え、社会にさらに深刻な実害が出たとき、日銀が株価だけでも食い止められるのか、というところに焦点をあてたところ、厳しいと現状では判断し、日経売りの判断でダブルインバースを買いました。もちろん、今後の情勢の変化によって、撤退もありますが、今はこの判断です。

ではごきげんよう。

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