キオクシアHD(285A)—— 前日15%高の反落も6万円台を維持、75日線突破が次のカギ

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① 本日の値動き — 5万7,150円、前日急騰の反落も6万円台は維持
本日のキオクシアHDは前日比4,690円安(-7.58%)の57,150円で大引けを迎えた。

朝方は6万1,000円で始まり、寄り付き直後には6万200円まで下押す一方、午前9時11分には6万3,350円まで上昇する場面もあった。しかしその後は利益確定売りに押され、後場にかけて軟調に推移した。

前日17日は8,100円高(+15.07%)の61,840円で急伸し、日経平均を約190円押し上げた。本日はその反動で軟調となったものの、終日6万円台を維持しており、急騰後の値固めが進むかが焦点となる。

松井証券の市場人気ランキングでは終日1位をキープし、個人投資家を中心に根強い人気が続いている。

② テクニカル — 25日線突破後の75日線攻防が焦点
前日のリバウンドで心理的な抵抗線だった25日線(55,020円)を上抜けており、75日線(64,960円)が射程に入っている。

株価の軌跡:

6月22日:年初来高値112,700円を付けた後、調整色を強める

7月30日:36,020円まで下落

8月17日終値:61,840円まで戻し、7月安値からの反発率は7割超

8月18日終値:57,150円(前日比-4,690円)

今後の見通し:

75日線(64,960円)を明確に上抜けてくるかが次の上昇のカギを握る

一目均衡表では雲下限での攻防が続いており、雲下限(9,080円)での底固めから、雲上限(10,270円)を射程に入れたトレンドが期待される

短期的には6万円台を維持できるかが値固めのポイント

③ 材料とファンダメンタルズ
駆け引きの材料:
米政府がアップルに中国製半導体メモリーを購入しないでほしいとの考えが報じられたことを受け、17日の米国市場ではマイクロン・テクノロジーやサンディスクが買われており、キオクシアHDにも思惑的な資金が向かいやすい状況にある。

業績は圧倒的:
7月31日に発表した2027年3月期第1四半期の売上収益は1兆7,671億円(前年同期比415.5%増)、営業利益は1兆2,700億円、Non-GAAP営業利益は1兆3,262億円に達した。生成AI需要が業績を押し上げ、SSD&ストレージが成長を主導している。

④ アナリスト評価 — コンセンサス「買い」、平均目標株価約11万3,000円
16人のアナリストによるコンセンサス評価は「Buy(買い)」。内訳は買い15人、売り1人、ホールド0人。

12カ月平均目標株価:約112,994円(現在比+97.7%の上昇余地)

機関 評価 目標株価
UBS Buy 144,000円(7/6付、従来132,000円→引上げ)
野村証券 Buy 126,000円(7/17付、従来115,000円→引上げ)
SMBC日興証券 Buy 126,000円
大和証券 Buy 123,000円
ゴールドマン・サックス Buy 116,000円
Bernstein Sell 40,000円
PERは18.4倍、時価総額は約25.48兆円。

まとめ
キオクシアHDは圧倒的な業績(第1四半期営業利益1.27兆円) と生成AI需要を背景に、前日15%高の急騰後、本日は利益確定売りで反落したものの、終日6万円台を維持した。75日線(64,960円)の突破が次の上昇のカギを握る。アナリスト平均目標株価約11万3,000円(+97.7%)は依然として大きな上昇余地を示唆している。

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