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masao_shindo
2019年7月16日午前12時56分

移動平均線大循環分析でチャートをチェック ~わかり難い銘柄は敬遠しますか?~ 教育

SUMCO CORPORATIONTSE

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(3436)SUMCO 月足、週足、日足

投資家の方にとっては銘柄選びは苦労されるところですね。
今回は銘柄選びのヒントをどうやって見つけていくかを検証してみましょう。

決して銘柄推奨ではありませんので誤解しないでくださいね。
あくまでもチャートの見方ということです。

まずは、月足チャートを見てみましょう。
2012年に大底を打ってからは安値、高値ともに切り上げの流れとなっていますので、
2000年代半ばからの安定下降期が一先ず終わっているのが分かります。
ただし、現在は第4ステージで下降期ですので、売りにエッジがある状態となっています。

次に週足チャートを見てみましょう。
2018年から安定下降となっており、第4ステージが継続しています。
買いを中心に取引している個人投資家にとっては、全く関心のない銘柄の一つかもしれません。

最後に日足チャートを見てみましょう。
移動平均線大循環分析では、獲り難い値動きをしています。
上昇帯と下降帯が交互に入れ替わっていますので、トレンドがありません。
高値と高値、安値と安値を結んだ線(トレンドライン)を引くと、トライアングルになっているのが分かります。
非常に興味深いチャートです。
トライアングルの起点をどこから取るかで、上抜けともトライアングル継続の両方の意見があると思います。
故に、現在は第1ステージではありますが、上抜けするのかどうかを確認していく必要があります。

仮に上抜けてくると、わかり難い動きが終わり分かり易い動きになる可能性が高くなると見ております。

このように月足、週足、日足とチャートを見ることで、大局の動きがどうなっているかが分かり、
多いな流れがわかり難い動きから分かり易い動きにかわる局面を狙うのが良いと考えています。

分かり易い動きが始まるところを狙いたいものですよね。
コメント
you-hi
いつもありがとうございます。月足から週足、日足への見方を解かりやすく説明して下さり、とても理解がしやすかったです。分かり難い動きから見えてくる動きに興味をもちました。
masao_shindo
@you-hi, さん

コメントありがとうございます。
波動は分かり易い波動とわかり難い波動が交互になるケースが多いと感じています。
分かり易い波動の銘柄をチェックしている方が多いようですが、私はわかり難い波動が終わるのを待っています。
わかり難い波動が長く続けば続くほど、その後にトレンドが発生する確率が高くなると感じています。
そのわかり難い波動の一つがトライアングルですね。
だから、私は「三角持ち合い」が大好物なのです。
これからも宜しくお願い致します。
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