三菱重工|4,306円突破は定着せず 次の確認点は4,150円

282
三菱重工の日足を更新します。

前回は、4,306円を上抜けられるかを確認点に置きました。

株価は一度4,306円を超え、4,400円近辺まで上昇しました。しかし、その価格帯には定着できず、3,900円台まで押し戻されています。

今回の動きで確認できたのは、ブレイクした事実よりも、抜けた価格を終値で維持できるかが重要だということです。

■現在の位置

8月28日の終値は4,025円。
前日比+40円、+1.00%でした。

3,900円前後で下げ止まり、4,000円を回復した点は短期的に前向きです。短期線と25日移動平均線の上にも戻りつつあります。

ただし、すぐ上には下降中の75日移動平均線があります。さらに4,150円前後には直近の戻り高値があり、上昇トレンドへ戻ったとはまだ判断できません。

■業績は強いが、割安とは言いにくい

8月4日に発表された2026年度第1四半期は、受注高2兆224億円、売上収益1兆1,942億円、事業利益1,596億円でした。

前年同期と比べ、受注・売上・利益はいずれも増加しています。

一方、8月28日時点の予想PERは約35.6倍、PBRは約4.3倍です。業績は強いものの、指標面から単純に割安とは判断しにくい水準です。

好業績だけでなく、株価が再び上向くことを確認したい場面です。

■今後の3つのシナリオ

①上昇シナリオ

まず75日移動平均線を回復し、4,150円を終値で上抜けること。

ここを出来高を伴って超えれば、4,250円前後の200日移動平均線、次に4,306円、4,400円が確認点になります。

4,306円を再び超えた場合も、1日だけの突破ではなく、その上で終値を維持できるかを見ます。

②横ばいシナリオ

3,900円から4,150円の範囲でもみ合う展開です。

この場合は方向を決めつけず、安値の切り上げと出来高の変化を確認します。

③下落シナリオ

3,900円前後を終値で明確に割る場合です。

直近安値も割れるため、3,800円台までの再調整を警戒します。4,000円を回復しただけで反転と判断するのは早いと考えます。

■今回の結論

現在は「反発の初動」であり、「上昇トレンドへの復帰」はまだ確認できていません。

上は4,150円突破。
その先は200日移動平均線と4,306円。

下は3,900円維持。

この3点を中心に、終値と出来高を確認します。

※これは個人的な検証記録です。特定の売買を勧めるものではありません。

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または承認する金融、投資、取引、またはその他の種類の助言もしくは推奨であることを意図したものではなく、またこれらに該当するものでもありません。詳細は利用規約をご覧ください。