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大局のサイクル ~トレンド相場と中間波動を見極める~

教育
TSE:7203   トヨタ自動車
(7203)トヨタ自動車 月足

チャートは大きく分けて二つに分かれます。
トレンド相場と中間波動(トレンドの無いところ)です。

基本的にはトレンド相場は分かり易く、中間波動はややこしい波動(動き)になる傾向があります。

トレンド相場は大局でも小局でも強気型や弱気型のサイクルが継続します。
続かないところが中間波動になり易いところです。

今回は大局の中間波動を見つけることで、狙いやすい銘柄かそうでないかを見極め、
また、中間波動が終わるところを探すことで、これからトレンド相場になり易い銘柄を見極めることが出来ます。

このトレンド相場と中間波動の見極め方の一つがサイクルです。
今週はずっとサイクルのことを書いていますが、それは、サイクルを理解すると皆さんのチャートの読解力が向上すると考えているからです。

「トレンドは明確な転換のサインが出るまで継続します」
この考えは、ダウ理論を生みだしたチャールズ・ダウ氏の考え方です。
そのトレンドの転換のサインを探す一つのがサイクルということですね。

では、チャートを見てみましょう。
今回は大きなサイクルを見ています。
2011年から2015年の高値を付けるまでは上昇トレンドが継続していました。
2016年の6月まで下降したことで上昇トレンドは終焉しました。
そこからは、直近の高値、安値のどちらも更新しない中間波動に入っています。
中間波動に入ってからは、中局のチャネルラインの推移が上下に続いています。

高値と高値を結んだ線、安値と安値を結んだ線、それぞれ上値抵抗線、下値支持線といいます。
その線(黒色の線)がトライアングルを形成し、今年になって上抜けてきたような動きです。
中間波動が終焉した可能性が出てきています。
高値を更新していませんので決め付けはできませんが、
中間波動(動きの小さな時間帯)からトレンド相場(動きの大きな時間帯)に移行してきたのかもしれません。

このようにチャートで大局を分析すると、動きが大きく分かり易い時間帯なのか、それとも、動きが小さくわかり難い時間帯なのかをイメージし易くなりますね。

チャートの読解力が向上すると、チャートの見え方が変わっていきます。
私もさらに研究していきますので、一緒にチャートの読解力向上を目指しましょう。

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