(8001)伊藤忠商事 日足
チャートを読み解くときには、上昇トレンドと下降トレンドだけを理解すればよいかと言えば、答えは「ノー!」です。
上昇トレンドの後の反落に下降トレンドがくるときもありますが、考え方としては上昇トレンドの後の反落には調整局面がきます。
下降トレンドの後の反発には上昇トレンドではなく調整局面がきます。
この調整局面の動きが中間波動になるということです。
そして、中間波動になった後には、再びトレンドが発生していきます。
つまり、上昇トレンドの後の反落において調整局面がきて中間波動になるのであれば、それは、トレンド転換ではなく一時的な押し目を疑う必要があります。
一方で、上昇トレンドの後の反落において、綺麗な下降トレンドが発生するときは、押し目の調整ではなくトレンド転換の可能性が高まります。
この考え方は絶対的なものではありませんが、このようにトレンド相場と中間波動と色分けすることで、現状の動きがどういった展開になっているか予測することができます。
未来を決めつけて判断することは、正しい考え方ではありませんが、予測をしながら未来の展開に対してシナリオを考察することは大事なことだと考えます。
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