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masao_shindo
2020年10月1日午前5時17分

あなたは分かりやすい時期にトレードしていますか? 教育

NIPPON TEL & TEL CORPTSE

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(9432) NTT 週足

今回、親会社のNTTが子会社のNTTドコモを、TOBにより完全子会社化すると発表しました。

ニュースで話題になっていましたね。

そこで、NTTのチャートを検証してみようと思います。

まず、皆さんがトレードするときにその銘柄がトレードし易い時期なのか、それとも、トレードが難しい時期なのかを見極める必要があります。

では、どうやって見極めるのかというと、日足でトレードしている人は週足チャートを、1時間足でトレードしている人は4時間足のチャートを見ます。

そして、その大きな足のチャートがトレンド相場となっているのか、中間波動(もみ合い相場)になっているのかを見ます。

NTTを見れば、2017年の高値を付けるまではトレンド相場でした。

2017年の高値のあとの2018年の安値を付けてからは中間波動になっているのが分かります。

なぜなら、2本の水平線を引くと一目瞭然で、そこからは高値も安値も更新していないからです。

週足で中間波動になっているということは大きなトレンドは獲れないということです。

では、これからずっとトレンドが出ないかというとそうではありません。

どこかでトレンド相場が発生します。

その初動をしっかりと狙うことができれば大きなトレンドを掴むチャンスが生まれます。

もしかしたら、難しい時期にトレードしているかもしれませんね。

どの銘柄でも分かりやすい時期とわかり難い時期があり、難しい時期にトレードすると、心身共に疲れ利益も少ないという状況になる傾向があります。

分かりやすい時期にトレードをすると、シンプルなトレードで大きな値幅を撮りやすくなります。

トレンド相場を獲るためには中間波動の終わりを狙いましょう。
コメント
hide_hr
今回の記事も大変ためになりました。
ちなみに日足と週足チャートでは日足チャートが先にトレンドが発生し、週足チャートがあとからついてくると思うのですが、その場合週足チャートのトレンドが完全に確認できた際には日足ではかなりトレンドが進んでしまっていると思います。
神藤さんは週足がどのようになったタイミングでトレンド発生を見極めていますか?
masao_shindo
@hide_hr, さん

コメントありがとうございます。
非常に大事なことですよね。
トレードは日足、大局の見極めを週足でするようにしています。週足のトレンド転換を待っていては大きな利益を取り逃してしまいます。
よって、週足は現状分析をしながら、大きな流れを確認するために見ています。
週足の高値更新、安値更新をした時にはそれなりに大きな相場になることがあるので、週足をチェックすることで心の準備が出来るようになります。
つまり、週足のトレンド発生も考え方は日足と同じですが、それでは遅いので日足でトレンド発生を見ています。
その第一歩は、上昇のN波動、下降のN波動が連続して出てくるところをトレンド発生の可能性として捉えています。
そこで仕掛けて上手くいけば増し玉をし、ダメだったらロスカットをするようにしています。
hide_hr
丁寧なご回答ありがとうございました。

やはりトレンドの発生は日足なんですね。
上昇下降のN波動が連続して出てくるところをトレンド発生の可能性と見てらっしゃるとのことですので参考にしてみます。
私はN波動になりそうかな?というところでエントリーをしていたので早過ぎていたのかもしれませんね。

ちなみに私は増し玉が苦手で、増し玉をするとかえって収益性がさがってしまうため、きちんと勉強したいと考えていました。
是非今度増し玉や分割決済についても記事に取り上げてください。
また、それについて学べる良書などがございましたらご教示いただけますと嬉しいです。
masao_shindo
@hide_hr, さん

増し玉は慣れるまでは難しいですよね。
また今度、増し玉について記事を作成しますね。
これからも宜しくお願い致します。
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