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ビットコイン(BTC)は上昇相場の中、一時大きく反落、今後再び上昇相場へ戻れるのか?-12月22日チャート分析

BITFINEX:BTCJPY   ビットコイン/日本円
上昇トレンドラインをブレイクしてしまった仮想通貨ビットコイン(BTC)は今後再びトレンドラインを越えることができるのか?
BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。12月19日から上昇相場を作り出しているBTCは、12月21日に上値を46万4千円台まで伸ばし、揉み合い相場へと移りました。46万円台をレジスタンスラインとして方向感の無い値動きをみせていたBTCでしたが、本日12月22日には遂にサポートラインを割ってしまいます。更にBTCの下落はこれまでの上昇相場のトレンドラインを割ってしまう動きまでみせました。上昇トレンドラインを下方向へブレイクしたBTCは一時、これまでの上昇トレンドを終える形となります。下落後のBTCは再び大陽線を形成していますが、一度ブレイクされた上昇トレンドラインがレジスタンスラインへ切り替わっており、直近のローソク足では、トレンドラインに接触後陰線を形成していることがわかります。

一度上昇トレンドラインを割ってしまったBTCにとって、現在のトレンドラインはレジスタンスラインへロールリバーサルされています。今後はこのトレンドラインを突破し、再び上昇相場へ戻りたいところです。しかし今後も現在のトレンドラインに上昇抑えされる場合、BTCは下落パターンの一つであるhead and shoulderのパターンが形成されてしまう可能性が高まることになります。下落パターンが完成してしまう場合、BTCは再び底値価格へ落ちる可能性も浮かび上がる為、是非現段階でトレンドラインを突破したいところです。
BTC/JPYの日足チャートをみていきます。日足チャートでは久しぶりに大陰線を形成したBTCは上昇トレンドラインを一度ブレイクした形となっており、現在再び上昇トレンドラインを突破しようとする動きがみられています。そんな中、仮にトレンドラインにて反落を起こした場合、形成されるhead and shoulderのネックラインとなる可能性のある価格帯は中域移動平均線と一致しています。移動平均線の視点からみみても、今後12月22日現在の下値を割る動きはBTC相場にとって悲観的な相場へ移行しやすいことを頭にいれておきましょう。

注文比率からみると大陰線形成後のBTC買い注文量は緩やかに上昇こそしていますが、今後上昇するためにはまだ不十分さを感じさせます。今後どこまで買い注文量を伸ばせるかがトレンドライン突破に大きく関与してきそうです。

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