現在の勢いのまま、レジスタンスラインを突破したいBTCではありますが、本日3月7日より2月24日以降から形成される下降トレンドラインに抑えられる動きが確認される可能性があります。その場合BTCは上値を切り下げながら短期的な下降チャートを形成する可能性が上がることになるでしょう。
今後2月24日以降から形成される下降トレンドラインに沿った値動きを見せる場合、BTCは3月12日前後を収束点とするトライアングルパターンを形成する可能性も生まれることになり、これまで揉み合いが続いているBTCにとって大きな動きをみせる可能性のある一つのタイミングとなるため意識しておきましょう。
次にBTCの買い注文量を確認していきます。上記チャートはBTC/USDの買い注文、4時間足チャートとなります。
2月18日以降、買い注文量を一気に減らしてきたBTCは3月に入り、2018年12月20日以降から形成されるサポートラインを下回りましたが、サポートライン抜け後も大きな減少は見られませんでした。そんな中、本日3月7日にはBTC買い注文チャートにとって久しぶりの大陽線形成を見せています。
現在上昇の動きを見せているBTC買い注文はこのまま3月に下抜けしたサポートラインを再び突破することができれば、これまで形成してきた下降チャートを一時終える可能性が高まります。
またMACDの視点から見た場合も、2月21日以降のチャートからはダイバージェンスが発生しており、これまでの下降の動きを止める可能性のあるサインが発生していることがわかります。下降チャートを終え、反発の動きが強まる可能性のあるBTC買い注文チャートにより、BTC/JPYチャートも上昇の勢いを強める可能性があります。