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100年相場を振り返る ~対数チャートとチャネルライン~

教育
TVC:DJI   ダウ平均株価
(DJI) NYダウ 月足

時には大局の動きを確認して見ましょう。
1930年代からですから90年前後、約100年の大局の動きになります。

ただ、通常のチャートであれば、1930年代の安い価格の動きが小さくなりすぎますので、
目盛りを通常から「対数」に切り替えます。
対数チャートは値幅で目盛りを取るのではなく、比率で目盛りを取ります。
例えば20円から30円になると上昇幅は10円ですが、比率は50%となります。
1000円から1500円になると、上昇幅は500円ですが、比率は50%となります。
つまり、比率が同じなので同じ目盛りになるということですね。

つぎに、そこからチャネルラインを引くと、1990年代までは同じチャネルラインで推移しているのが分かります。
そこから、相場に勢いがつき始めているのが分かります。
なぜなら対数チャートでチャネルラインを上抜けてきたということは、上昇比率が高くなってきたということです。
相場は勢いがつけばつくほど大きく上昇しますが、それは、同時に天井に近づくということです。

このように対数チャートは値動きの比率で出来ているということを理解すると価格変動をより深く理解することが出来るようになります。
また、その対数チャートにチャネルラインを入れることで相場の方向性が見えてきます。
さらに、そのチャネルラインの幅が相場の強弱を示しますので、勢いが強くなったとか、弱くなったとかが見えてきます。

チャートって様々な見方があり、多くの方が今は「買い」だとか「売り」だとか分析しています。
ただ、個人的には上がるか下がるかって、結局神様しか分からないので、そこに拘らなくても良いと考えています。
むしろ、相場がどのような「呼吸」をしているかに注目したほうが相場をより理解が出来るのではないかと考えます。

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