S&P500先物、利益確定売りからの反発

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今週の振り返り

今週のS&P500先物は、週足では前週比で+58.75pt(+0.79%)と続伸した。週中には前週安値をやや切り下げる場面もあったが、そこから売りをこなし、最終的には前週終値を上回る陽線で終えた。

重要だったのは、前週の利確売りを引きずらず、7,300台半ばで踏みとどまったこと。日足では一度VWAP近辺まで押し戻されたあと、そこから再び買いが入り、週後半にかけて7,400台後半まで戻した。先週の上ヒゲを見たあとでも深い調整に入らず、押し目買いがまだ残っていることを確認した週だった。

上値では、前週高値の7,540に迫ったものの、更新には届かなかった。週足の終値は7,491で高値圏を維持した一方、7,500台では三連休前の利益確定売りも入り、日足では上値の重さも残っている。上昇基調は続いているが、7,540〜フィボナッチ 127.2%の7,649.50にかけては、いったん売りが出やすい帯として見ておきたい。

日足では、価格はVWAPの上に戻り、RVWAPも下に控えている。4月安値からの戻り局面で作った上昇角度はまだ崩れておらず、短期の白い移動平均線も再び上向きになっている。VWMA75、VWMA200はさらに下に位置しており、中期のトレンドはまだ上向き優勢と見てよい。

出来高プロファイルでは、7,400台前半から7,500近辺に厚みが出てきている。ここで横ばいを作れるなら、上値追いのための足場になりやすい。一方で、出来高が集まり始めた価格帯を下に抜けると、直近の買いが含み損化しやすく、7,300台前半から7,200台への確認が必要になる。

CCIはプラス圏を維持しているが、上値ではやや伸びきり感も見える。週足では高値・安値の切り上げ基調が続いているため、下落転換と見る段階ではない。ただし、7,540に届きそうで届かない動きが続く場合は、短期の上昇エネルギーを横ばいで冷ます時間が必要になりそうだ。

まとめると、今週は「前週の利確を吸収し、上昇トレンドを維持したが、7,540手前ではまだ売りが出る」週だった。7,400台を保てるかぎり基調は強いが、次に見るべきは、7,540を明確に抜ける力があるか、それとも7,350〜7,500のレンジでいったん時間調整に入るかになる。

次週のシナリオ

① 上昇継続する場合

7,400台を維持したまま買いが続き、前週高値の7,540を明確に上抜ける場合、次の上値メドはフィボナッチ 127.2%の7,649.50。ここを抜けると、週足上の次の節目として7,800、さらに上では 7,939.50(141.4%) 付近が意識されやすい。上昇する場合も、7,500台での利確をこなしながら進めるかが大事になる。

② 横ばいでこなす場合

7,540手前で上値が重くなっても、7,400〜7,500近辺で横ばいを作れるなら時間調整と見てよいだろう。日足の過熱感を価格ではなく時間で冷まし、VWAP上を維持したまま出来高の厚い7,400台を足場に変えられれば、次の上昇に向けた準備になりやすい。

③ 下落する場合

注意したいのは7,400台を維持できず、今週安値の7,354.25を明確に下回るケース。その場合は、まずRVWAP近辺と、さらに下では 7,181〜7,145前後の白色点線ゾーンを確認したい。ここで止まれば上昇トレンド内の押し目として整理しやすいが、7,000近辺まで崩れる場合は、4月からの急反発がいったん深めの調整に入った可能性も考える必要がある。

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