S&P500先物、安値切り上げ

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今週の振り返り

S&P500先物は、前週に弱含んだ 7,400前後 から切り返し、終値は 7,557.00 まで戻した。前週までの押しが深掘りされず、7,500台半ばを回復して終えた点は前向きに見られる。

今回の確認点は、6月11日安値を6月26日安値が切り上げた形になっていること。6月前半の下値を再び割りに行くのではなく、6月後半の押しが一段高い位置で止まったため、現時点では大きく下へ崩れるより、上昇方向へ戻りやすい形が残っている。

日足では、6月下旬にいったん 7,350〜7,400近辺 まで沈んだあと、そこから急反発し、再び VWAP/RVWAP 付近まで戻している。直近では 7,400前後 の白色点線ゾーンを明確に割り込まず、7,500台半ばまで戻したため、前週時点の「7,400を守れるか」という不安はかなり後退した。

次は 7,648.75がピボットライン、さらに 7,728.25(127.2%) が上値目安になる。ただし、ここから一気に8,000台を見に行くというより、まずはE値7,558.00を支持帯に変え、6月高値圏に再接近できるかを確認する局面になる。

下値では、日足の白色点線が並ぶ 7,400前後 が最初の防衛線。その下では、さらに 6月11日安値近辺 が重要になる。6月26日安値が6月11日安値を切り上げた構図が今回の強さなので、次に見るべきはこの切り上げ構造を維持できるかどうか。

移動平均・VWAP系では、日足の価格が短期の VWAP/RVWAP に絡みながら戻しており、前週よりは明らかに改善している。週足では VWMA75 が下から上向きに追いかけ、VWMA200 もさらに下にあり、中期の上昇基調はまだ崩れていない。一方で、日足の上側には青系のバンドが残っており、7,600台に入ると上値は一度重くなりやすい。

まとめると、今週は 6月後半の押し安値を守り、7,558.00近辺まで戻した改善の週。6月11日安値を6月26日安値が切り上げているため、現時点では下落再開よりも、7,558.00を起点に上値を試す展開を優先して見たい。ただし、7,400前後を再び割る場合は、切り上げ構造の再確認が必要になる。

次週のシナリオ

① 上昇する場合

次の上値目安は 7,600台前半、7,648.75のピボットラインを上抜けできると、最高値更新が視野に入る。さらに強い場合は 7,728.25(127.2%)。ただし、7,600台では日足の上側バンドと出来高の厚い価格帯が重なりやすく、いったん上値を抑えられる可能性もある。

② 下落が続く場合

注意したいのは、7,400前後を明確に割り込み、6月26日安値も維持できないケース。この場合は、6月11日安値から6月26日安値への切り上げ構造が崩れ、上昇に向かいやすい形はいったん見直しになる。

その場合の下値目安は、7,294.75からVWMA75 近辺。7,294.75を割ると、6月以降の反発が高値圏の値固めではなく、下方向への調整再開として見直されやすくなる。

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