やや反落も高値ゾーンで耐えているS&P500先物

今週の振り返り
17日月曜日は金曜日高値付近で押さえ込まれたが、小売売上高の発表があった火曜日から上抜け(黄色・長方形)、平行チャネル上限まで上昇。

水曜日には平行チャネル上限をやや上回り、4,609.25の高値をつけるが、そこから売りが強くなっています。
木曜日~金曜日は売りが続き、黄色・長方形のゾーンまで下げています。
この黄色ゾーンに戻ったら反発→また下げてゾーンに着地と繰り返している。

上は上値が重く、下は今週は耐えていた状況ですね。
ナスダック100はわかりやすく下げたが、S&P500はディフェンシブセクターが上昇していることもミックスして下げ幅は小さかったと見える。

次週は黄色・長方形ゾーンを下抜けるかどうかで進行方向はやや変わってくるだろう。
メガテック決算を控えているので、決算への反応でぶれ幅は変わりそうだ。

次週のシナリオ
①上昇する場合

反発するなら平行チャネル上限を再度目指す可能性がある。

「強い動きなら22年3月高値4631.5が意識されるライン」は先週から変わらず。

②下落する場合
黄色長方形ゾーンの下限あたり4,557を下抜けていくなら、次の

(1)4,500がサポートラインとして機能するかどうか
(2)下の黄色・長方形ゾーンが出来高が多い価格帯でこのあたりで止まるかを確認したい。
このゾーンは短期フィボナッチ50%ラインとも重なる。
本格下げでないなら、ここらへんで反発してほしいポイントだ。
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