COINTOKYO

イーサリアム(ETH)は長期間機能し続けてきた上昇トレンドラインを下へ抜ける動きを見せる、今後価格はどう動くのか?-3月20日チ

BITFINEX:ETHBTC   イーサリアム/ビットコイン
昨年末から支えられてきたトレンドラインに対して仮想通貨イーサリアム(ETH)は買い戻しを見せることができるのか?
ETH/BTCの4時間足チャートを見ていきます。ETHは3月に入り20日移動平均線を軸とした値幅の広いレンジ相場を形成してきました。そんな中、3月19日以降の値動きではこれまで支持線として長く機能してきた2018年12月以降の上昇トレンドラインを遂に下に割る値動きを見せることになりました。

上昇トレンドライン割れ後のETHは現在のところ反発する圧力も加わっており、直近のローソク足には下ヒゲが形成されていることがわかります。大事なポイントとして現在加わっている買い圧力を受けてETHは買い戻しという形で再び上昇の値動きを見せることができるのかという点です。

仮にこのまま上昇トレンドラインよりも上まで、もしくは上昇トレンドラインに抑えられた形で限定的な上昇となる場合、ETHは昨年末から長く意識されていた支持線を完全に下に抜けるということになり、今後大きく下落する可能性が高まることになってしまいます。
ETH/BTCの日足チャートを見ていきます。3月に入りレンジ相場を形成しているETHですが、長期足を見た場合、現在のETHは2019年に入り長期的なトライアングルパターンを形成しています。3月19日に割った上昇トレンドラインはトライアングルパターンの下限となるラインです。

トライアングルパターンの収束点は3月28日近辺となっていますが、日足チャートでは既に十分に収束されている形ともなっており、3月19日の上昇トレンドライン下抜けはトライアングルパターンの下放れを起こす可能性もあるため注意が必要なっています。

逆に現在の価格帯から買い戻しを起こし、再び上昇トレンドラインを突破することが出来る場合、ETHチャートではトライアングルパターンが継続されることになります。しかし収束点の位置から見ても、ETHは遠からず大きな値動きを見せる可能性が大きいと言えるでしょう。

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。