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イーサリアム(ETH)は長期的なトライアングルパターンを形成中、今後の価格の見通しは?-3月17日チャート分析

BITFINEX:ETHBTC   イーサリアム/ビットコイン
昨年からの上昇トレンドラインで反発をみせた仮想通貨イーサリアム(ETH)は現在一目均衡表に抑えられた形を見せている
ETH/BTCの日足チャートを見ていきます。2019年3月5日の大陽線以降下降チャートを形成してきたETHでしたが、3月14日には2018年12月中旬から形成される上昇トレンドラインで反発を見せ、それまでの下落を終えることになりました。その後のETHはそれまでの下降チャートから一転、上昇チャートへ切り替わっています。

3月14日の反転以降、上昇チャートを形成しているETHは現在一目均衡表の雲に上値を抑えられながらもベクトルは上へ向いていることがわかります。現在存在している一目均衡表の雲は3月20日までに更に薄くなる見通しとなり、上値が徐々に重たさを無くしていく状況になるのではないでしょうか。

更にETHの長期足チャートを見た倍、下値は2018年12月以降の上昇トレンドラインに沿った値動きとなっていますが、対する上値も2019年以降から形成されている下降トレンドラインに比較的沿った値動きとなっています。
二つのトレンドラインにより、ETHは長期的なトライアングルパターンを構成しつつあることが確認できます。上昇トレンドラインまで意識した場合、ETHは3月20日までに0.0358BTC台までは意識できる状況と言えるでしょう。

現在構成されつつある長期的なトライアングルパターンは収束点を3月28日近辺となっています。今後もトライアングルパターンに沿った値動きを見せる場合、ETHは3月末には大きな値動きを見せる可能性があるのではないでしょうか。

ETHの注文比率では買い注文量が3月に入り継続して上昇への値動きとなっています。対して売り注文量は減少傾向となっています。ETHにとって2019年3月は大型アップデートが行われた月であり、ブロックチェーンの1日生成ペースも増加傾向にあります。

ファンダメンタル要素と注文比率では今後上昇の値動きに期待したい状況となっているETH。まだまだビットコインの影響も受けることにはなりますが、トライアングルパターンの上放れに期待したいところです。


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