COINBASE:ETHUSD   イーサリアム/米ドル
高値安値を切り上げ、29日にはATHしたイーサリアムは今後どのように推移していくのだろうか。

日足ベースであれば多少の上げ下げもあるだろうが、まだ上昇していきそうな形をしている。

4時間足に落として詳しく直近の攻防を見ていきたい。
上昇平行チャネル内にほぼ収まる推移をしており、また黒い水平線の3958辺りでレジスタンスになった後にサポートラインとなった事で、ATHまで急騰した。
こうしたレジサポ転換、所謂ロールリバーサルはどのようにして起こるのかシナリオを考えていきたい。



例えば下げ目線の投資家の立場を想像しよう。「これまで3回も3958で跳ね返されてる価格帯があるから次上がったとしても跳ね返すだろう」との見方で水色のボックス内のどこかでショートしているとする。しかし予想に反し今回は勢い良く上方ブレイクしてしまった。なるべく損失額を抑えて損切りしたいはずだ。そうすると損切り注文を入れるのは当然、ブレイクした価格3958に近い価格だ。
なのでこれまで意識されてきたレジスタンスラインが、ショーターが売りを解消する事で結果今度はサポートラインとなるのである。これまで諦めていなかったショーターも「もう無理だ」と3度目のトライで投げたようで、それまで3958-4217(黒線〜青線の間)で上下していたが、その後一気にその値幅の約2倍の伸びが生じた。


つまりショートの比率がある程度下がった可能性がある事を示唆している。
今現在はATH後にやや頭を下げてきているが、青色の水平線の4217付近では再度買いが入りやすいのではないか。
尚、同様に「三度守った価格帯を四度目でブレイクする」というのは相場において良くあるので、このパターンで下落する可能性というのもしっかりと念頭に入れておきたい。
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