TradingView
yoshioku
2020年4月5日午後12時41分

EURGBP(ユーロポンド) 教育

Euro Fx/British PoundFXCM

詳細

今回は戦略ではなく、
こちらの通貨から見出せる情報というものをお伝えします。

あくまで主観的な考えですので、ご自身の取引に取り入れるか否かはお任せします。

では、本チャートをご覧ください。

真ん中の黄色線は、GBPUSD(ポンドドル)です。
一番下の緑色線は、EURUSD(ユーロドル)です。

私は、MT4プラットフォームで通貨の相関係数を割り出しているのですが、
EURGBP(ユーロポンド)とGBPUSD(ポンドドル)の相関係数がとても高く、
実際のチャートでも如実に表れているのがお分かりになると思います。
※注意:逆相関の関係です。

もっと分かりやすく言えばポンドドルが下がっているときは、ユーロポンドは上がり。
ポンドドルが上がっているときは、ユーロポンドが下がっているという事です。

元々基軸通貨はドルですから、GBP(ポンドドル)とEURUSD(ユーロドル)は、
対ドル欧州通貨として似たような方向感で価格が推移していきます。

しかし、上記の事を踏まえて例を挙げると、
例えば、ユーロドルが急騰などによって目立つような上昇の値動きをしても、
EURGBP(ユーロポンド)においては、目立つような下落の値動きをしており、
逆も然りで、ユーロドルが下落すれば、ユーロポンドは買われるのです。

力関係上ポンドドルに引っ張られてしまっているという事です。


以上のようなことを踏まえて取引戦略に組み込むと結構面白い戦略が立てられて
優位性も高まると思いますよ。

少々分かりづらいですかね💦申し訳ありません。

僕の場合は、取引対象通貨からEUR(ユーロ)関係の通貨は、全て除外しておりますけどね。


以上です。


コメント
batsumaru
取引対象通貨からユーロを外している理由をご教示いただけますと幸いです。
yoshioku
@batsumaru,

例えば、本投稿の通り、EURGBPでは、ポンドに引っ張られているのですが、
EUAUDでは、オージードルに引っ張られており、EURNZDでは、ニュージードルに引っ張られております。

ですから、EURUSD単体でテクニカル通りにやっても、ポンド、オージー、ニュージー等の値動きにとても干渉されやすい現状ですので、
テクニカルの効果がとても薄れてしまいます。

勿論、短期において、各市場ごとやイベントの直前直後等により主役となる通貨は入れ替わり立ち代わりですが、
日足レベル以上になってくると、主役通貨の入れ替えの頻度は数ヶ月に,,,,1回という程度でしょう。

ましてや、通貨の強弱関係から下位に位置するEUR(ユーロ)は、変動幅も極めて低いですし、長期トレンドとして他通貨との
相関があまりありませんから、取引する旨味はどこにもないという結論に至っても不思議ではありません。

相関関係のよいところは、トレンドへの流れを2倍にも3倍にもしてくれるところです。
例えば、GBPUSDとGBPCHFは相関係数が高いので、二つとも下落トレンドシグナルが出れば、
自ずと騙しの確率が減り、下落トレンド継続の確率が高まりやすくなります。
(※クロス通貨については、信憑性にかけますし、トレンドシグナルを見極めるにはそれはそれで大変ですが。)

というように、
取引で収益を残すコツは、テクニカルが効きやすい通貨を導き出すのを一番初めにやる事です。

ですが、主観ですので、ご参考程度に💦
batsumaru
@yoshioku, 詳細な解説ありがとうございます。大変勉強になりました。
yoshioku
@batsumaru,

とんでもございません。
相場は、奥が深いので外れることも結構あります。💦

アウトプットする事によって、気づきを得られることも結構あるので、
気軽になんでも聞いてください。

時間の許す限り、返信いたしますので。
詳細