【EURUSD】相場分析20200117 長期下降トレンド継続の兆し->>目線を売りに固定

長らく継続してきた下降トレンドから、上昇への転換を見せた年末年始の動きから1転、再び今までの長期下降トレンドを継続すると思わせる兆しが見えてきました。

長期足による環境認識から行います。

<長期足>
週足

今までは以下のチャートのような赤の下降トレンドラインで相場を観察していましたが、
ブレイクが明確に決定したために改めて以下のようにトレンドラインを引き直しています。

過去の週足チャート
スナップショット

最新の週足チャート
スナップショット

このように赤の下降トレンドラインを引くと、2018年から長期に渡って継続してきた下降トレンドラインが引き続き有効なラインとして効いていると捉えることができます。

<中期足>
日足
そして日足に降りて確認すると、週足で引いた赤の下降トレンドラインがより意識されるラインとして可能性が高いことがわかります。
日足で完成されようとしている三尊の中央の山が少し下降トレンドラインから突き抜けている形で綺麗に引けるためです。
(トレンドラインを引くときにはこうした三尊の中央だけがはまらないというケースが多いため、今回引き直した下降トレンドラインも、そのケースに該当するため信頼性が高いと考えられるのです。)

さて、日足のチャートですが、最後のローソク足が図ったようにネックラインを突き抜けようというところで止まっています。
三尊はほぼ完成したと言っても良い状況でしょう。

<今後のシナリオ>
三尊はすでに完成したと前提を置いて、売り目線で固定します。

この後上昇して三尊否定というシナリオもないわけではないですが、相場全体として売り目線が意識されるだろうという根拠がもう二つつあります。

一つにはそれは、緑の上昇チャネル下限が大陰線でブレイクされていることです。
チャートをみてわかる通り、緑の上昇チャネルラインは過去にも意識されていたラインであるため、ここを大陰線でブレイクされたことで、下目線が働きやすくなります。

さらにもう一つは、1.11という節目ラインも下に抜けてきていることが下目線をさらに強調させると捉えられます。

以上から狙いはショートでのエントリーです。
下落の目安は、4時間足で三尊の中央の山からネックラインに向かって引いたフィボナッチラインの1.618までは最低落ちると見ています。この水準が1.10という節目のライン(紫の水平線)であると共に、過去の安値のラインとも重なるからです。

1.10850で買いオーダーが集まっているのが確認できるので、このラインで一旦上昇。戻ったところでの売りが狙いです。
https://drive.google.com/file/d/1eCkniBYLU3R2fFkUwof6uzqfIFRY-FXK/view?usp=sharing


4時間足
スナップショット
Chart PatternsEURUSDTrend Analysis

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