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【EURUSD】相場分析20200605 週足下降チャネル上限到達/ロング・ショート両戦略を解説

FX:EURUSD   ユーロ/米ドル
【サマリ】
ドル安が続き、急上昇が続くユーロドル。
日足では8日間連続で陽線が続き、週足の下降チャネル上限へ到達しました。ここからさらに上昇する場合、反転下降する双方のシナリオについて解説します。本日日本時間夜には米国の雇用統計も予定されており、要注目です。

【詳細】
長期足の確認による環境認識で相場を振り返ります。

<長期足>
月足
超長期下降トレンドを形成中です。赤の斜線が月足の下降トレンドラインです。

週足
週足では、月足の下降トレンドラインの内側で、赤の下降チャネルに沿って下落が続いています。
最後のローソク足は本稿執筆時点では未完成ですが、下降チャネルの上限に到達しています。ローソク足の先端はちょうど200MA(パープルライン)にも接しています。
下降チャネル上限、200MAでは相当の売り圧力が働くことが考えられます。



<中期足>
日足(最上部チャート)
前回の相場分析で言及した意識ライン200MAをあっさりと上抜け、その後も力強い上昇が続いていることが確認できます。
昨夜時点でローソク足が週足下降チャネル上限でタッチしたところで終了と、非常にキリが良いところでローソク足が終了しています。ホントにチャネル上限でピタッと綺麗に止まっていますね。

<今後のシナリオ>
二つのシナリオを想定します。
1. 反転下落
週足でみたように下降チャネル上限と200MAでは大きな売り圧力が働き、これらを境に反転下落する可能性。
直近の上昇が日足レベルで押し目なしで上昇していることからも、さらに上げていくためには一度エネルギーを貯める必要があり、下降チャネル上限で一旦反転下落する可能性があります。

2020年2月末の週足、日足も似たような局面でしたが、この時はコロナが拡大する流れもあり、週足下降チャネル上限到達後に反転急下降という流れでした。
今回、コロナで打撃を受けた5月の米国雇用統計発表を受けてどう動くか要注目です。

ショートを狙う場合ですが、
下降チャネル上限でレジスタンスされ、かつ直下にある1.13ラインを下抜けたところでの戻り売りを狙います。チャネル上限を背だけにしてショートしてしまうと、この1.13ラインでサポートされて上昇していく可能性も否定できないからです。

2. 上昇継続
下降チャネル上限を上抜けて、上昇継続していくシナリオです。
週足の下降チャネルを上抜けた場合、長期的には月足の下降トレンドラインまで上がっていく可能性も視野に入ってきます。

ロングを狙い場合ですが、週足下降チャネル上限を上抜け、さらに直上に存在する1.14ラインもうわ抜けたところからロングを狙っていきます。
少し早めに入るのであれば、下降チャネル上限を上抜けた後の押しでチャネル上限付近からも可能ですが、すぐ上に控える1.14でレジスタンスされて下がる可能性もあります。

■”なぜ”がわかる相場分析
・チャートの動きというファクトを元に
・客観的かつロジカルに
・初心者でもわかるように
相場展望を解説

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