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【EURUSD】①ユーロドルはダブルトップからの下落へ

ショート
Nekko アップデート済   
FX:EURUSD   ユーロ/米ドル
2020年5月以降ドル安ユーロ高
(正確にはドルが安くなった結果、相対的にユーロ高になっていた訳ですが)
であった相場が
2021年1月に高値をつけたあと、下落しています。

チャートの形状及び水平ラインから現在の相場を読み解いていきましょう。

・チャートの形状としてはオレンジのラインで引いた様に2020年11月初めを起点にダブルトップが形成されています。
一般的にダブルトップで右側が切り下がると、より下げへ転じる傾向が強いです。

かつ、
赤ラインがネックラインとなっていましたが2021年3月に割り込んでいることから更に下落トレンド入りが濃厚となりました。
(なお、赤ラインは2020年8月にレジスタンスとして働いていました(下赤矢印)が、ネックラインのポイントとなった2021年2月にはサポートへと転じています。(上赤矢印)

そして現在はネックラインを割り込み(ここでダブルトップ完成です)、
一旦は上昇したものの再び下落へ転じる可能性の高い値動きとなっています。

なお、ネックラインを割った後の反発の動きはリターンムーブ(又はプルバック)と言います。


リターンムーブで反発してレジスタンスとなった点(右側の下青矢印)は

2020年9月に高値をつけた点(左側の下青矢印)でもあり、意識されているポイントと考えられます。

またトレンドは3段の上昇で終わることが基本形だと考えると、綺麗な形で上昇を終えたと考えられるでしょう。(①〜⑤)

以上を踏まえると、
ダブルトップのプルバックからの下落ということで今後は下落トレンドが形成される可能性が高いと考えています。

ただ、
赤ライン、青ラインを再び上回ってきた場合には、
もみ合い又は再度上昇へ転じる可能性があることも頭に入れておくと良いでしょう。

コメント:

リターンムーブ(プルバック)前の安値水準である黒の水平線でピタッとレジスタンス受けています。
かつ、200日EMA(オレンジ)とも重なるので、より強固なレジスタンスとも言えますが、裏を返せば一旦、割ると一気に下落トレンド完成すると予測しています。
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