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【GBPJPY】相場分析20200704 上昇/下降の節目到来 ロング/ショート双方のエントリーポイント解説

FX:GBPJPY   ポンド/円
【サマリ】
直近上昇に転じてきたポンド円。日足レベルで今後上昇継続か反転下降となるかの節目に到来しています。
今回の相場分析では、この節目を起点に上昇した場合、反転下落した場合それぞれのロング・ショートエントリーポイントを解説します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
月足
長期下降トレンドが継続しています。
過去5年間の底が124.740ラインとなっており、コロナショックでの下落も下ひげがこのラインで止まっていることから、このラインは底堅いと言えるでしょう。


週足
週足では赤の下降チャネルを引くことができます。
赤と緑の移動平均線がそれぞれ13,26週平均線ですが、赤は水平、緑は下向きです。
またボリンジャーバンドの中央線(20期間)(ピンク)も下向きであり、バンドそのものも下向きであることから、長期の指標は下方向を示唆するものとなっています。


<中期足>
日足
日足を引きで見たチャートが以下のチャートです。


<日足解説>
5月から6月頭にかけての上昇が三尊完成により下降へ転換し、132円近くでダブルボトムを形成したという局面です。
最後のローソク足に引き寄せられる可能ように、いくつかの線が重なっていることがわかります。
-ピンク線はボリバンのミドルライン(20期間)
-緑ラインは75日移動平均線
-青ラインは100日移動平均線
です。これら3つの線がちょうど交差する点で最後のローソク足が終了しました。
さらに5月の上昇に対して引いたフィボナッチの0.5ラインもここに重なるという、多くの要素が重なる非常に重要な局面に差し掛かった状態です。
長期足や移動平均線のトレンド観点からは、3本のラインに抵抗を受ける形で下落していくと読みとることができる一方で、三尊からのWボトム完成で上昇転換も十分に可能性があります。
どちらに転ずる可能性もそこそこに高い重要な節目にあるということができるのです。

以上を元に今回は4時間足でロング・ショートそれぞれの戦略に基づくエントリーポイントを解説します。

4時間足(最上部チャート)
4時間足チャートでのポイントは過去のレジサポエリアとなる黄色の帯です。
このゾーンが過去にサポート、レジスタンスとして機能しています。

<今後のトレード戦略>
4時間足チャートにロング、ショートそれぞれ2つずつのエントリーポイントを記載しました。それに対応する形で解説します。

ロング
ロングを狙う条件は、価格が黄色の帯、3本移動平均線を上抜けたことを確認してからです。

<ロングエントリーポイント1>
条件: 黄色の帯、3本移動平均線を抜けてからの押し目でエントリー
利確: 上に控えるオレンジの水平線(日足レベルで過去に意識されているライン)
損切り: 直近安値の少し下
R&R: 約1.7

さらに上昇を続ける場合は、次のロングを狙います。

<ロングエントリーポイント2>
条件: オレンジの水平線(135.300ライン)を上抜けてからの押し目でエントリー
利確: 200日移動平均線(太いパープルライン)
損切り: 黄色の帯の上端
R&R: 約1.9 (損切りポイントを少し多めに黄色の帯上端までとっても2近くのR&Rが狙えるので、安値がこのラインより上がっていけばもう少し少ない損切り幅も設定できます。)

ショート
ショートを狙う条件は、価格が黄色の帯の下限を下抜けたことを確認してからです。

<ショートエントリーポイント1>
条件: 黄色の帯下限を下抜けてからの戻りでエントリー
利確: 緑の上昇チャネルに到達したら
損切り:黄色の帯上限の少し上
R&R: 約1.4
利確ターゲットまでが短い(それでも100pips)ことからあまりR&Rがよくないので、個人的にはやりません。

緑上昇チャネルを下抜けて来る場合は、次のショートエントリーとして以下を狙います。

<ショートエントリーポイント2>
条件: Wボトムの底である青の水平線を下抜けての戻り
利確: 青の水平線直下のオレンジ水平線
損切り:直近高値少し上(まだ未確定)
R&R: 約2
損切り位置の起点となる高値がまだできていないため、R&Rは計算できませんが、2くらいは狙えそうなポイントがきたらエントリーを考えても良いでしょう。

■”なぜ”がわかる相場分析
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