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ポンド円 三角保合 次は上昇のターンか

FX:GBPJPY   ポンド/円
チャートは4時間足です。

ポンド円は赤色のトレンドラインで書いているように三角保合になって推移しています。
現在下限にタッチして少し反発していますが、目先はここから上昇して162円手前を目指す動きをイメージしています。

ただ今回はロングポジションを見送りました。
なぜなら、日足と4時間足の200SMAが今のレートより上にあり、また今年の後半にかけてポンドドルは下落目線と考えているので基本的には戻り売りで狙いたいと思っているからです。

今日発表された日本のCPIは前回より1%近く下落し、このまま金融引き締めを行わなくてもインフレ率は2%台まで低下すると考えています。
コアコアのCPIはまだ上昇傾向なので、そこの数字には注意ですが、日銀が出口戦略を講じる必要性が遠のくことになります。
去年のように必要性を迫られていたさなかで断固として政策維持を貫き、円安を招いてしまったわけですが、もう必要が無いとなるとその傾向も無くなっていくということです。

またポンドの方は昨日の政策金利発表では必要があれば金融政策の引き締めを行うとし、まだ終了宣言は出ていませんが確実にターミナルレートに近づいてきています。アメリカもあと一回の利上げがあるかないかですが、その他の国もアメリカに続き利上げを停止していくと思われます。
イギリスの場合はまだまだインフレ率が高いので、すぐに利下げが講じられるとは考えにくいですが、英中銀はインフレ率は急激に減少していくと発表しています。そうなれば利上げのフェーズは終わり、維持もしくは金融緩和がいつか市場が模索し始めるはずです。

よってポンド円は今後長期的に下落方向に動くと予想しました。
基本的には戻り売りから入りたいというのはその為です。

具体的に戻りを狙っているのは162円付近です。
損切りなどはそのレートに達してからプライスアクションも見たいので、今は書かないでおきます。
三角保合の上限と4時間足の200SMAも重なりますし、レジサポラインでもあります。
ご参考まで。

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