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masao_shindo
2020年8月3日午前1時32分

ブレイクが本物か否か ~トライアングル~ 教育

British Pound/Japanese YenFXCM

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(GBPJPY) ポンド円 日足チャート

今回はラインの本数が多いので、みにくい、わかり難いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

ですから、一つずつ見ていきましょう。

まずは、2019年から2020年はじめのところです。

下値支持線を割り込んで、一気に円高に振れました。

そこからは、黄色のチャネルラインに沿って推移しているような動きです。

6月に移動平均線大循環分析のステージが第1ステージとなり、200日EMA(赤い線)を超えてきましたが、直ぐに反落しました。

第1ステージから第4ステージとなるものの、7月から再び第1ステージへと移行していきました。

200日EMAを超えてきてました。昨年からの高値と高値を結んだ上値抵抗線を超えてきたような動きです。

この上値抵抗線を直ぐに下回るようであれば、上値抵抗線を超えたことがダマシとなります。

ダマシとならずに、チャネルラインの中心線を超えてくるようであれば、トレンドに勢いが出てきます。

今度は、昨年の下値支持線が抵抗線として待ち構えています。

この下値支持線が上値抵抗線として待ち構えている局面のところもポイントとなります。

ここを更に上抜けるようであれば、「サポレジ転換」が起きることとなり、上昇トレンドに更に勢いが出てきます。

「サポレジ転換」とは、下値支持線(サポート)と上値抵抗線(レジスタンス)が入れ替わることをいいます。

さて、一先ず、200日EMAを超えて、上値抵抗線を超えてきました。

6月5日の高値も待ち構えています。

今回のブレイクが本物かどうかを見ていきましょう。
コメント
sanoaiko
今回もご示唆ありがとうございます。自分でトレンドラインを引くと、このラインが絶対的なもののように思えてしまうので、「今回のブレイクが本物かどうかを見ていきましょう。」という一歩引いた指摘はとてもありがたく思います。
チャートだけを見ているとラインを上抜けたのだから「買」を仕掛けたいところですが、英国はブレグジットも抱えているのだからという一歩待てということなのでしょうか。
ファンダメンタルに頼らずにチャートを見ていきましょうという教えは、今年の年初来からの市場の動きを見ていると確かにその通りだなとは思うのですが、前記の考えは的外れなのでしょうか。
今は、ファンダメンタルとチャートの動き、いつ同調してくるのか、同調のサインはどのように出てくるのか見ていきたいと思います。
masao_shindo
@sanoaiko, さん

コメントありがとうございます。
ファンダメンタルズも見るようにしていますが、個人的には参考程度です。
ブレグジットという大きな材料は影響が大きいですから注意しましょう、という程度ですね。
私の考えは「チャートに素直に!」です。
ファンダメンタルとチャートが同調していないときは注意が必要で、同調しているときは加速し易いというイメージですね。
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