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ポンドドル 月末リバランスに注意しながらショート戦略

ショート
FX:GBPUSD   ポンド/米ドル
チャートは4時間足です。

23日(金)にイギリスのトラス首相が大規模減税政策を発表したことを受けて、ポンドが大暴落しました。
大規模な減税となると、インフレを助長させる可能性がある上に、減税した分の財源をどこかで穴埋めする必要が出てきます。
それを赤字国債を発行するという内容ですが、国債が増えると価格が下がる為金利は上昇してしまいます。
そのため、英国債の金利も暴騰しましたが、9月のMPCでは初めてQT実施を発表したばかりで、ただでさえ高インフレで英中銀が金利を上げていかないといけない局面なのに、このタイミングでのこの政策は最悪なわけです。

下手すると英国債の信用が失われかねない状況にまで陥る可能性も無くはなくなってきてしまいます。

しかし、英中銀としては景気後退よりも先にまずはインフレを抑えないといけないので、金融引き締めをやる以外で出来ることはありません。
昨日はこういった流れから英中銀の緊急会合で更なる利下げがあるのではとの思惑から、上昇していましたが、結局緊急利上げはしなかったため失望売りとなりました。

ここからの動きですが、四半期末ということもあり月末フローが入ってきてリバランスが起こる可能性もあるので、少し様子見しつつ上がったところを売りたいと考えています。
また明日以降、もし日本の為替介入が入ればドル売りの動きが出てポンドドルも一時的に上がることも考えられるので、このあたりもシナリオとして想定しています。
さすがに1.14ドルまで上がることは考えにくいですが、1.11~1.12ドルあたりにきたら売りたいと考えています。

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