どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。ポンドは基本的に自主的なトレンドは発生しておらず先物に収束しています。前回のトレードアイデアでお伝えしていた通り金価格の上昇(需要)に釣られてのみ動いています。金が分析できていればポンドも獲れるというわけです。金が上昇すればポンド建てのリースレートが割安になりますからポンドが買われるのは自然なことかなって思います。
とはいえ、それだったら金を取引したほうがいいですよね🤭
とはいえ、それだったら金を取引したほうがいいですよね🤭
ノート
トレード仲間は同志、でも「しゃべりすぎ」は地雷――言霊バイアスの罠
こんにちは、みなさん。今日も元気に相場と格闘していますか?
私も毎日チャートを見ては「はぁぁぁ…」とため息をつき、コーヒーを飲んでは「うーん…」と頭を抱え、時に「よっしゃああ!」と勝ちの雄叫びをあげる、そんな日々です。
さて、今日はちょっと真面目な話をしましょう。テーマは、「しゃべりすぎが自分を縛る」問題です。
いや、わかります。情報発信したくなるんですよ。わかりますとも。
私もnote.com、X(旧Twitter)、YouTube、LINEオープンチャット、Discord…いろんなところを見て回ります。
すると、FX界隈には本当に熱心な人がたくさんいるんです。
「今夜のFOMCはこう動く」
「ポンド円のこのラインは鉄板!」
「ユロドルはこのパターンでショートだ」
もう、そこかしこで自分の見立てを発信している人だらけ。俺が!俺が!って感じ。
正直、見ていて楽しいし、刺激になります。
「お、この人なかなか鋭いな」
「へぇ、そういう見方するんだ」
と、学びになることも多い。
でも、ここからが今日の本題。
実は、こうした情報発信――特に自分の予想を口に出すこと――は、めちゃくちゃ危険な落とし穴をはらんでいます。
それが、「言霊によるバイアス」です。
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■ 言霊とは何か?心理学的に言うと
「言霊」と聞くと、日本的スピリチュアルな響きがありますね。
「言葉には魂が宿る」みたいな。
いやいや、そういう話じゃないんです。
私がここで言うのはもっと心理学寄り、具体的には**「確証バイアス」**と呼ばれる人間の脳の癖です。
人は一度、「こうだ!」と口に出すと、それに無意識に縛られ始めます。
自分の予想や意見を表明した瞬間、それを正しいと信じ込みやすくなる。
逆の情報が目の前に出てきても、「いや、そんなはずはない」と見ないふりをしてしまう。
たとえば、あなたがこう発信したとします。
「ドル円は今夜絶対に上がる!」
そのあと、実際の相場が下落の兆候を見せ始めても、あなたの脳はこう囁きます。
「いやいや、上がるって決めたんだから。」
「一時的な調整だろ。」
「上がる理由はいくつもあるんだから。」
…これ、トレードでは致命傷です。
私も昔、やらかしました。
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■ 私の黒歴史:しゃべりすぎで大損した話
今だから笑い話にできますが、昔、私は仲間内でよく自分の予想を吹聴していました。
「来週は日銀が動く。ドル円ロングだ!」
「ECBは鳩派姿勢だからユーロ安だ!」
と、飲み会の席でも、LINEグループでも、よく語っていたんです。
そしてある日、事件は起きました。
私は「米雇用統計は良い数字が出る。だからドルは爆上げ」と大声で言い切り、仲間の前で堂々とロングを握ったんです。
結果?
雇用統計は予想外の悪化。
ドルは真っ逆さま。
仲間の前で冷や汗ダラダラ、泣きそうになりながら損切りしたあの日の夜は、今でも忘れられません…。
何が悪かったのか?
情報発信そのものではありません。
問題は、しゃべったことで自分を縛り、撤退が遅れたことです。
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■ 相場に正解はない――だから「柔らかい思考」が必要
みなさん、覚えておいてください。
トレードの世界に「正解」なんてありません。
未来は確率でしか語れない。
だから僕たちは、いつだって仮説を立て、それを市場が否定したらさっと撤退する柔軟さが必要なんです。
でも、一度「これが正しい」と声に出すと、人は引っ込みがつかなくなる。
相場が変わったのに、過去の発言に縛られて動けなくなる。
これほど怖いことはありません。
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■ 発信は「問い」として使おう
じゃあ、情報発信しない方がいいのか?
そんなことはありません。
むしろ、アウトプットは学びの最高のツールです。
ただし、使い方を間違えないことが大事です。
発信をするとき、断定的な言い方ではなく、問いかけの形にしてみてください。
✅ 「ドル円は上がると思うが、みなさんはどう見ますか?」
✅ 「ゴールド、天井圏っぽいが、逆の意見はありますか?」
✅ 「ポンド円のショート、エントリー根拠は十分か検討中。」
こういう形なら、自分を縛りにくい。
周りの意見も取り入れやすく、相場変化にも敏感になれる。
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■ 同志たちへ:一緒に戦い続けるために
最後に。
私は、相場の世界で切磋琢磨する仲間を心から尊敬しています。
私たちは孤独な戦士ですが、でも世界のどこかで同じチャートを見て、同じように悩んでいる人がいる。
それを思うだけで、不思議と心が温かくなる。
でも、だからこそ、声を大にして伝えたいんです。
「自分の考えを信じすぎるな。相場は、お前の予想なんか待ってくれない。」
謙虚さこそ、トレーダーの最強の武器です。
予想が外れたら、さっと認めて切り替える。
相場にアジャストし続ける。
それができる者だけが、この世界で生き残れるんです。
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■ 今日のまとめ
✅ 情報発信は良いが、断定的な言い方は危険。
✅ 言霊は無意識に自分を縛り、確証バイアスを生む。
✅ 発信するなら「問い」として使おう。
✅ 相場は変化し続ける。柔らかい思考が勝者を作る。
✅ 私たちは孤独な同志。ともに学び、生き残ろう。
さあ、今日もチャートと向き合いましょう。
柔らかく、謙虚に、そして貪欲に。
私もあなたも、まだまだこれからです。
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