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2020年4月24日午前12時10分

【GBPUSD】相場分析20200424 4時間足でのショートポイント到来 ショート

British Pound/U.S. DollarFXCM

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前回ショートポイントの解説をしてから約1週間が経過。その後価格は下落し再度売りポイントが到来しそうなポンドドルの相場分析です。

いつもは日足でのエントリーポイント解説が多いですが、今回は4時間足でのエントリーポイントです。
長期足の環境認識から始める点は変わりません。

<長期足>
週足
超長期の下降トレンドを形成しています。赤の平行チャネルが下降チャネルです。
これは相場の大局の流れを掴むためにも非常に重要なラインです。
現在はチャネルの中央線であるピンクの点線部分に価格が位置してます。




<中期足>
日足
日足ではまずオレンジのトライアングル、三角保ち合いが形成されていることがわかります。
これを上に抜けるか、下に抜けるかで今後の相場展開が大きく変わります。
どちらに抜けるかはわかりません。
値動きの方を見てみましょう。

3月半ばの大きな下落があってから、週足下降チャネル中央線まで一気に上げ戻し、そこからチャネル中央線を上抜けしたあと、200MA(水色ライン)でレジスタンスされ下落しています。現在はさらにチャネル中央線を下抜けした場面にあります。
200MAで上値が抑えられていることから上値が少し重たそうです。




4時間足(最上部チャート)
4時間足におりてさらに細かい動きを確認します。

まず4時間足でも二つのサブチャネルを引くことができます。
①緑の上昇サブチャネル
②赤の下降サブチャネル

<参考>
前回の相場分析(下記リンク参照)では①②が交差する赤の矢印のポイントをショートエントリーポイントとして紹介しました。週足の下降チャネルでみた大局下降の流れと4時間足の②の流れが一致しているので優位性が高いポイントとなるためです。詳細は下記のリンクを参照ください。

さて、4時間足に戻ります。
ポイントは以下です。
・①緑の上昇サブチャネルの下限を下抜けした
->下限がレジスタンス転換して下落していく可能性あり
・週足下降チャネルの中央線(青のライン)が意識ラインとしてレジサポ機能している
->再度このラインに価格が到達した際にレジスタンスとして機能する可能性あり
・②赤の下降サブチャネルの中央線から上昇の動きを見せており、この上昇が日足で引いた三角保ち合いの下限に沿って上昇している

以上から以下のトレードシナリオを立てています。

<今後のシナリオ>
②赤の下降サブチャネルを上限に向けて上昇。
・②赤の下降サブチャネル上限
・週足下降チャネルの中央線(青のライン)
・①緑の上昇サブチャネルの下限
が全てレジスタンスとなって3点が重なる点でショート(3つの要素がレジスタンスとして働くポイントなので下降の圧力が働きやすい、かつ週足の大局の流れと一致しますのでより優位性は高いです。)

直近の動きは①緑の上昇サブチャネル下限を割ってきたところですが、単にこの下限にタッチしてからの戻り売り狙いだと少しリスクがあります。それは現在②赤の下降サブチャネル内を価格が上昇しており、①緑の上昇サブチャネル下限を再度上抜けしてしまう可能性があるためです。
よって、①緑の上昇サブチャネルの下限を上抜ける可能性を極力避けるために、週足下降チャネルの中央線(青のライン)、②赤の下降サブチャネル上限、①緑の上昇サブチャネルの下限の3点が交差する点でのショートを狙います。


利確は現在の上昇を作った直近の安値付近、損切りは②赤の下降サブチャネル上限を少し抜けたあたりに置きます。
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