チャート上に浮かび上がるトライアングルを意識する 教育
British Pound/U.S. DollarFXCM
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⋅ GBPUSD 週足
日足チャートで見ると、直近のもみ合いを上放れして上昇しています。
これを週足に切り替えて大きな流れでチャートを見てみましょう。
チャートの現状分析をするときは、チャート上に浮かび上がるトラアングル、スクエア、などを探します。
それらを発見すると、重要な価格が浮き彫りになってきます。
そこが相場の節目になっていきます。
今回はトライアングルを浮かび上がらせました。
2016年の安値、2019年の安値、その間の2018年の高値でトライアングルにしてみました。
週足チャートで見ると、大局の下降トレンドは終わっていますが、上昇トレンドになったとまでは言えませんね。
トライアングルの上限と下限が意識されますので、大局に変化が出るまではもう暫く時間がかかることが分かります。
トレンド相場が終わった時に考えることは二つです。
トレンドが反転するのか中間波動になるのかです。
そのようにチャートを細分化していくと、チャートの息吹を感じることができるようになります。
直近はもみ合い放れをして開放感から上昇しているように見えますね。
ここから本格上昇となるのか、一過性の上昇かを見極めていかなければいけません。
チャートの息吹を意識しながら見ていくと、少しチャートを見る感覚が変わってくると思いますよ。
実際のトレードに使う足より更に長い足をいつもチェックしています。
この通貨ペアの場合、週足がまだ200EMAの下、上昇してもていせい波、
本格的に上昇と判断できるのが200EMAをしっかり越えて、
更に2018年の高値を越えてからでしょう。
しかし、そこからの仕掛けでは遅すぎます。
リスクが比較的に低いワンテンポ早い仕掛けはどの辺が妥当でしょうか。