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masao_shindo
2021年1月7日午前5時59分

ゴールドから学ぶ  ~チャートのイロハ~ 教育

GOLD (US$/OZ)TVC

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(GOLD)ゴールド 月足

今回はゴールドの月足チャートを表示しました。

このチャートにはチャート分析の大事なことが沢山表示されています。

その中の幾つかを見ていきましょう。

ゴールドの40年以上の動きを見ると、チャートって本当に面白いなと感じますね。

このチャート上には3つの上昇局面が表示されています。

まずは、1980年に向けた上昇、

次に、2011年に向けた上昇、

そして、現在の上昇局面。

それぞれを見ると、ゴールドは超長期の展開で3段上げの動きをしているようにも見えます。

そうすると、現在は超長期の3段目かもしれないと考えられます。

今は上昇の流れが続いていますが、どこかで相場が反転するところが出てくるでしょう。

そのときには細心の注意が必要だということが分かります。

また、上昇の後の調整局面も実に面白い動きです。

どのように面白いかというと、「オルタナティブ」の動きになっているということです。

「オルタナティブ」とは交互のといった意味です。

一つ目の調整は20年以上かけており動きも小さい調整です。

二つ目は短期間で動きが大きく一気に調整が終わっています。

いわゆる「日柄調整」と「値幅調整」が交互にきているのです。

日柄調整の後には値幅調整が来やすく、値幅調整の後には日柄調整が来やすい傾向があることを「オルタナティブ」というのです。

もちろん、月足なので短期間といっても数年はかかっています。

しかし、こういうチャートは日足でも時間足でも散見されます。

ですから、このチャートの動きもしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
コメント
am41tkbb2560
リーマンショック後の上げも強烈でした。2000ドルまで行くのか話題になりましたが届かずに長期の自立調整になりました。ここが2段目とすれば価格調整が大きいので3段目はまだまだ上がる気もしますが神のみぞ知る領域に入ったのでしょうか。1日のボラも大きいしもしかしたら下げ相場入りの兆候でしょうか。
masao_shindo
@am41tkbb2560, さん

コメントありがとうございます。
現状の調整局面が長くなっているのか、それとも、下降トレンドへの入り口になってきているのかを見ていく必要があります。
言えることは、現在のチャートがわかりやすい時期なのか、難しい時期なのかというと、難しい時期だというのが分かりますよね。
分かりやすい時期にトレードをすることを意識すると、トレードの内容が変わってきますよ。
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