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世界の主要株価指数から状況を判断する

FX:JPN225   日経225

13:40 2018/11/10記載

   主要な株価指数の日足を見ると、それまでの堅調な流れを引き継いでいたものの、週後半で失速している印象を持ちました。そのためか、週足レベルの下目線の流れに変化がないようにも思います。しかし、そんな中でも強い動きをしていると思わせたのがダウ30です。木曜日から失速している流れはどの指数とも変わらない傾向ですが、大きなポイントをしっかり上抜けていることから、反転下落の可能性をあまり感じさせませんでした。ダウ30のみもう少し上昇の余地は残ってそうに感じます。現在相場を動かしているのはアメリカと考えているので、ひょっとすると、株価のもう一段上昇の可能性は否定できないようにも思いました。



~日経225(日本)~

・先週はそれまでの上昇の流れを引き継ぐ格好となったが、木曜日(11月8日日足)より失速
・水曜日(7日日足)高値(22560円)が10月1日高値と29日安値によるフィボナッチ50%(22636円)付近
・金曜日(9日日足;安値22000円終値22120円))が水曜日(7日日足;始値22243円安値21985円)を否定するような形に
・水曜日(7日日足)で25日平均線を上抜けたものの、金曜日(9日日足)で再び下抜けている
・日足バンドの形は収縮している
・再び25日平均線を上抜けなければ25日平均線~-2σのラリーになる可能性も

・週足バンドはヨコヨコもしくは下向き
・11月5日週足(高値22575円終値22120円)は10月22日週足(始値22443円高値22703円)を否定しきれなかった
・11月5日週足が25週平均線ではね返されている形に
・25週平均線~-2σのラリーの可能性も
・青いチャネルで推移している
・下落なら直近月足安値(18年3月20319円)を目標か



~ダウ30(アメリカ)~

・先週はそれまでの上昇の流れを引き継ぐ格好となったが、木曜日(11月8日日足)より失速
・水曜日(7日日足)~金曜日(9日日足)にかけて「三川宵の明星」サインのように見えるが、9日日足が7日日足を否定していないため、懐疑的
・10月30日に上抜けて以来、5日平均線がサポートとして機能している
・5日平均線を実体で下抜けるなら上昇の勢いは収まったと判断か
・日足バンドは収縮かヨコヨコか
・もしさらなる上昇をしても日足+2σでいったん落ち着くか?
・10月17日高値(25864円)を上抜けているため上値切り上げの可能性は考えられる

・週足バンドはヨコヨコ
・レジスタンスとして機能してきた5週平均線をしっかり上抜け
・+2σは11月9日時点で26711ドルなのでもう少し上値余地があるか?
・上昇しても+2σでいったん落ち着くか?
・オレンジのチャネルで推移している可能性が
・24000-24200ドル~26700-27000ドルのレンジになる可能性も



~DAX(EUドイツ)~

・先週は横這いで推移
・日足バンドは収縮している
・25日平均線ではね返されそうにも見える
・ピンクのラインを上抜けることができず、サポレジ転換ラインになっている可能性も
・日足-2σを目標とした下落か?

・週足バンドは下向き
・5週平均線~-2σのラリーをしているように見える



~上海総合指数(中国)~

・先週は冴えず、横ばいからだんだんと下落に
・依然として下値切り下げのトレンドは継続
・青いチャネルに戻ってきている
・日足バンドは収縮していることから値動きは乏しくなりそうか
・25日平均線を再び下抜け
・下落するなら目標は-2σか

・週足バンドは緩やかな下向き継続
・週足-1σ~-2σのラリー継続
・16年2月29日週足安値(2638.96)を再び下抜け
・下落の目標は-2σか
・反転上昇の兆しは今のところ見えない

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