mikan-ya-EURUSD

世界の主要株価指数から状況を判断する

FX:JPN225   日経225

9:34 2018/11/18記載

   主要な株価指数の日足を見ると、日経225・ダウ30・DAXともに上値の重い展開の印象です。とはいえ、下落の勢いが強いわけではなく、日経225・ダウ30・DAXは日足25日平均線~-1σという狭いレンジで推移しているため、少しの間値動きが乏しくなるのではというイメージです。しかし、どの指数も-1σを実体で下抜けたときは下落の勢いが加速する可能性があるようなので、注意が必要かと思います。ただ、週足を見ると、-2σがすぐ下に位置しているうえ、バンドウォークするようなイメージではないので、下落余地はそこまでないのかもしれません。

   3つの指数と全く違う印象を受けたのが上海総合指数です。先週は比較的堅調な印象でした。とはいえ、目線を変えるほどの大きなポイントを抜けているわけではなく、また、日足+2σ付近で引けたことから、流れが変わったと判断するのはまだ早いです。来週の流れを確認してから判断したいと思います。



~日経225(日本)~

・先週はそれまでのの下落の流れを引き継いで上値の重い展開となったが、下落の勢いは若干弱まった印象も
・日足バンドは発散からヨコヨコに
・5日平均線がレジスタンスとして機能しているように見えるが、日足-1σがサポートとして機能しているようにも見える
・13日安値(21465円)が10月29日高値と11月8日安値によるフィボナッチ61.8%(22478円)ではね返されている可能性も否定できない
・日足-1σを実体で下抜けるようなら25日平均線~-2σのラリーのイメージが強くなる
・25日平均線を実体で上抜けるなら下目線はいったん中断

・週足バンドの形はヨコヨコもしくは若干下向き
・11月5日週足が25週平均線ではね返されて、その流れを受けて陰線
・25週平均線~-2σのラリーのイメージが強い
・下落するなら目標は週足-2σだが、あまり下落余地は乏しいかもしれない
・青いチャネルで推移している
・最終的な下落の目標は直近月足安値(18年3月20319円)か



~ダウ30(アメリカ)~

・週明け月曜日に金曜日の陰線をさらに加速して急落、その後も上値は重い
・火曜日に25日平均線を下抜けるも、金曜日に再び上抜け
・水曜日(7日日足)~金曜日(9日日足)にかけて「三川宵の明星」サインを疑い、月曜日に7日日足を否定していることから、可能性が強くなっている
・水曜日の陰線を木曜・金曜で否定してることから、下落の流れはいったん収まった可能性はある
・日足バンドはヨコヨコ
・木曜日安値(24799ドル)が日足-1σではね返されていることから、±1σの狭いレンジになる可能性を疑う
・少しの間値動きが乏しいのかもしれない

・週足バンドはヨコヨコもしくは若干上向き
・10月1日週足高値(26961ドル)から上下に派手に変動
・10月8日週足で+1σを実体で下抜けて以来、±1σのレンジで推移
・はっきりとした方向感は感じられない
・少しの間は5週平均線を跨いで推移する可能性を疑う
・±1σをどちらか抜ければ大きな方向感が出る可能性



~DAX(EUドイツ)~

・先週は、8日高値(11648.8)を上抜けることなく上値の重い展開
・日足バンドはヨコヨコもしくは下向きか?
・25日平均線ではりついているも、実体で上抜けることはできていない
・とはいえ、-1σを実体で下抜けることもできていない
・下値切り下げトレンドは依然として継続中
・ピンクのラインを上抜けることができず、サポレジ転換ラインになった可能性が高い

・週足バンドは下向き
・5週平均線~-2σのラリーをしているように見える



~上海総合指数(中国)~

・先週は堅調
・下値切り下げのトレンドには変わりない
・日足バンドはヨコヨコも少し上を向きつつある
・日足+2σをタッチした陽線で金曜日は引けているので、+2σを上抜けてバンドウォークするのか、はね返されるのかは月曜日の日足で確認

・週足バンドは下向きから収縮に変わりつつある
・青のチャネルで推移している
・週足-1σ~-2σのラリーをイメージしているが、-1σを上抜けている
・5月14日週足・9月24日週足でも-1σを上抜けているが再び下抜けているので、予断は許さない

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。