フォーメーション分析 ~ヘッドアンドショルダー~ ショート
Japanese Yen Currency IndexTVC
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⋅ 円インデックス 日足チャート
フォーメーション分析には、トレンド転換のパターンとトレンド継続のパターンがあります。
今回のヘッドアンドショルダー(三尊天井)はトレンド転換のパターンです。
勿論、円インデックスのチャートを見ている限り、ヘッドアンドショルダーが完成したとは未だ言えませんが、
ヘッドアンドショルダーの形状に似てきているので記載させていただきます。
では、ヘッドアンドショルダーが完成される過程を見ていきましょう。
まずはダウ理論に基づいて高値、安値が共に切り上がる上昇トレンドがあります。
左ショルダーのところまでですね。
次にヘッドのところからはトレンドラインを割ってくるケースが多くなります。
そして、右ショルダーのところで、高値、安値共に切り上げの動きに変化が出てきます。
ヘッドの高値を挟んでいる両側の安値を結んだ線をネックラインといいますが、
右ショルダーからネックラインをわってくると、ヘッドアンドショルダーの可能性が一気に高まります。
ダウ理論的には今度は高値、安値が共に切り下がる動きになってきます。
最後に、ネックラインを割った価格が「リターンムーブ」というネックラインに向けた動きを見せて
「サポレジ転換」の確認をします。
そうなるとヘッドアンドショルダーの完成となります。
現在は、「リターンムーブ」の確認を待つだけの状態となっているのが分かりますね。
円インデックスがヘッドアンドショルダーの形になるということは、クロス円が円安になるのでしょうかね?
ここからの動きに注目していきましょう!