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【ウォン円】過去50年で最悪といわれた韓国経済 逃げ出す海外投資家

FX_IDC:KRWJPY   SOUTH KOREAN WON / JAPANESE YEN
アップデート1

白ライン:KOSPI
半透明:窓
インデックス相関:強い

解説

韓国ウォンは、文政権下で決定される数々の政治的選択によって経済的に回復へ向かえるかという状態にある。

■政治
文政権はレームダックと呼ばれる時期にあり、国内支持率が弱い。
そんな中、来年春の総選挙を前に日本へ圧力を加えることで国内支持率の回復を狙う。これは同国の常套手段である。
しかし、それも国民の経済的不満から支持率回復が見込めない状況。
GSOMIA破棄で、日韓ならびに米韓関係の究極的悪化に緊張走るも、GSOMIA維持選択し関係立て直しフェイズへ入る。

■経済
今後の成長率に陰りがある韓国では、やはり輸出が注目される。
暗号通貨バブルに伴い半導体需要が急増したが、バブル崩壊から供給過剰、減益が止まらない。
財閥系企業の下げもひどいものだ。海外投資家が逃げている状況。
直近ではソウルの出生率が0.69と世界でも稀に見る低数値を記録。先行き不安が加速している。

■金融
3年ぶりの利下げサプライズでウォン安さらに進む。
半導体関連株含む、国内株式市場を支えるためにも、中銀は利下げを複数回行う。
しかし、ウォン安が響き外国人投資家は、同国経済に見切りをつけ資金を引き上げている状況。

■まとめ
現状ウォン安懸念強く下圧力強めだが、テクニカルでは分水嶺。需給を観測し、ブレを見てから判断しても良いと結論。

---アップデート(19/12/3)
三角持ち合いを抜けて、売り圧力の強さが目立ってきた。
日韓関係に関しては、水面下で閣僚級の対話などされていてもおかしくはないが、
現状では、政治・経済・金融の3分野における数々の悪材料が、韓国の景気減速を背景として需給に影響していると見ていいだろう。
米中間の通商協議が難航すると、輸出低迷が続くため、中国への輸出が全体の約4分の1と、対中依存度が高い韓国への影響は計り知れない。
今後のクロスウォン相場を見る上で米中協議にも引き続き注目していく必要がある。

補足
 19/11/29
・今年経済成長見通し 2.6%→2.0%(下方修正)
・来年経済成長見通し 2.5%→2.0%(下方修正)2年連続2.5割れは1954年以来

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