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masao_shindo
2019年12月17日午前1時14分

サイクルを理解すると俯瞰力が身につく 教育

NIKKEI 225 FUTURESOSE

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(NK2251!)日経225先物 週足

チャートを見る時にトレンド相場か中間波動かを判断するときに、
サイクル理論を掛け合わせるとトレンドの有無を理解し易くなります。

ここで、サイクルの基本を見てみましょう。

サイクルは強気型、弱気型、もみ合い型の三つがあります。

強気型と弱気型を理解すると今後の相場展開を予測するときにイメージがしやすくなりますね。

2018年後半のサイクルは高値を付けてから安値を割るまでの期間が短かったですね。
弱気のサイクルの基本は高値が早く安値までの時間が長くなります。
そう考えると、このサイクルは強気サイクルが崩れて安値を割ったことが分かります。

つまり、2019年の前半のサイクルが今後のサイクルを決める重要な局面であったことがわかりますね。

そして、そこからは2018年の高値を更新していませんが強気型のサイクルになりました。
その次は今のところ強気型のサイクルのような動きになっています。

このようにチャートを分解してみていくとトレンドラインやチャネルライン、水平線とは違ったヒントを見つけることが出来ます。

これを更に大きな足、つまり月足でサイクルを見るともっと大きな大局のサイクルを理解することが出来ます。
また、逆に小さな足、つまり日足でサイクルを見るともっと小さな小局のサイクルを理解することが出来ます。

大局を見て俯瞰することで大きな流れのイメージを持つことが出来ます。
小局を見て小さな変化に気づくことで仕掛けや手仕舞いのヒントに繋がります。

サイクルを理解して俯瞰力とトレード力を身に付けましょう。
コメント
poporaika
新藤さん、こんにちは。
投稿の内容が理解できない点があって、質問しました。

今年の前半は強気サイクルと書かれていますが、この期間はステージ1が一度も無くて、
ステージ4~6を推移している弱気相場(もしくはもみあい相場)ではないかと個人的には思うのですが、
どうしたら強気相場という風に読み解けるのでしょうか?

お忙しい中お手数ですが、教えて頂けたら有難いです。
よろしくお願いします。
masao_shindo
@poporaika, さん

鋭いご質問ありがとうございます。
仰るようにステージや価格推移からみればもみ合い相場です。

サイクルで見ていても、その道中に強気サイクルとは見抜けません。
ただ、2019年8月に安値を付けた後に、2019年の4月の高値を更新した時に、この間のサイクルは強気だったと分かります。
そうすると、次のサイクルも強気の可能性が高まってきます。
なぜなら、通常は強気のサイクルの後は強気が続くケースが多く、一先ず弱気になれば弱気が連続するケースが多いからです。
これは、強気が続いていたサイクルが弱気(2018年末のところ)になるも、再度強気になったということは弱気の連続性が無くなったことを示唆しています。

トレンドラインやサイクル理論は、簡単なようで実は奥が深い分析になります。
まずは、基本のところを理解して強気型サイクルの連続性の確認、弱気型サイクルが連続し易いということ理解しましょう。
そして、例えば上昇トレンドのところは強気型サイクルが連続し易く、トレンド転換する時にその連続性が終焉することが多いということをチャートで確認してみましょう。
下降トレンドの場合はその逆になります。

このサイクルのところは、ご質問が多いところですので、随時、記事をアップしていきますのでこれからも宜しくお願い致します。
poporaika
@masao_shindo,

解説ありがとうございました。
だいぶ理解しやすくなりました。

これからも楽しみにしています。
よろしくお願いします。
masao_shindo
@poporaika, さん

こちらこそありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。
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