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テクニカル分析をする際に大切にしたいこと

教育
OSE:NK225M1!   NIKKEI 225 MINI FUTURES
今回は「テクニカル分析をする際に大切にしたいこと」「テクニカル分析の本質」をテーマにお話します。

まずは読んでくれている方に以下の3点を少し時間を取って考えて欲しいです。

・ローソク足を手書きしたことがありますか?

・例えば代表的なテクニカル指標である移動平均線を自分で計算したことがありますか?

・ご自身が使っているテクニカル指標がなぜ開発され、どんな特徴を持っているか、考えたことはありますか?


昔の人は、当然にしてこれらのことをやってきました。
なぜなら、そもそも描画してくれるツールがなかったから。


その行為が結果として、テクニカル分析を深く理解することに繋がります本質を理解出来ると言い換えてもいいですね


例えば
ローソク足で言うと私の場合は途中、仕事が忙しくて中断したこともあり、途切れ途切れですが累計すると15年以上、手書きを続けています。(現在も毎日のルーティンとして行っています)


また、私が投資を始めた当初は高度なチャートツールはなく、あっても非常に高かったので、
移動平均線、一目均衡表など全部手計算してきました。


そして、テクニカル指標がなぜ開発されたのか、なぜ〇〇のタイミングで売り、買いと判断するのかを自分で深く考えてきました。
(なぜならPCが普及する前だからです。自分で考えるしかなかったんですね)

こうした行為は遠回りな様に見えて、本質を掴めるので結果的に近道になります


私が色んな人に直接聞いた範囲では、長期的に勝ち続けている人は、結構な割合で上記のことをやってきていました。

(もちろん、勝つ道は一つではないので、チャートをずっと眺めているだけで勝てるようになったり、深く考えなくても直感で勝てる人もいます。ただ、それはあまり多くないと思うのでここでは除外させて下さい。)

ここでテクニカル分析はなぜするのかという、最も本質的な問いを考えてみましょう。


突き詰めると
どの局面に優位性があるかを見極める為だと考えています。

それには先に述べた

・マーケットで誰がみても同じ形になるローソク足のことを深く知っておく必要がありますし

・テクニカル指標を具体的に計算したことがなければ、そもそもそのテクニカル指標を理解できません。
(数学の公式と一緒ですね。公式を暗記しても意味はなくて、具体的に公式を証明する過程で公式自体を理解し、色んな問題で使ってみて初めて理解が深まるものです。)

・そしてテクニカル指標の特徴を深く考えると、腑に落ちて、
機会的ではなく、自分の根拠を持って使うことができます。
(数学で例えると、公式がそもそも何を解決する為にあるのかを知っていると、難しい問題やひねった問題でも「この場面ではあの公式を使えばいいんだな」と対処ができます)

まとめ
本日は「テクニカル分析をする際に大切にしたいこと」、及び「そもそもテクニカル分析の本質とは?」というテーマでお話してました。

もし
これを読んでくれた方が
・投資初心者
・中々勝てない
なら上記のことを試してみて下さい。

すぐに効果は出ません。しかし血肉となって長期間、安定して勝つ為の一つのピースとなり得ると確信しています。

本日は以上です。ご覧頂きありがとうございました。
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