【moomoo証券】ドローンメーカーのオンダス(ONDS)、過去12カ月で1000%超上昇 チャートは何を示唆?

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米国・イスラエル・イランを巡る紛争は、防衛関連株にボラティリティをもたらしています。ドローンメーカーの ONDS オンダス(ONDS)は3月2日(月)に約6%上昇しましたが、その後は上下動を繰り返しています。それでも、過去12カ月では1000%以上上昇しています。今回は、オンダスのファンダメンタルズとテクニカルの両面を確認してみます。

■オンダスのファンダメンタルズ分析

オンダスは、軍事および安全保障向けのドローンや無線通信システムを開発する企業です。

オンダスや、KTOS クレイトス・ディフェンス・アンド・セキュリティ・ソリューションズ(KTOS)、AVAV エアロバイロメント(AVAV)といった自律型戦闘関連企業の株は、週末に発生した米国とイランの衝突を受けて急騰しました。その後は、値動きが行き来する展開となっています。

2日、オンダスは高高度気球を利用した情報収集を行うWorld View Enterprisesと提携し、1000万ドルを投資すると発表しました。両社は、米軍および国土安全保障省向けのソリューションや優先任務用途の検討を進める計画であり、米国の同盟国の政府機関向けにも応用を検討する方針です。

この発表は、オンダスが控える第4四半期決算の約2週間前に行われました(25日に決算発表予定)。現在アナリストは、売上高2750万ドル、調整後1株当たり損失0.03ドルを予想しています。

この売上高が実現すれば、前年同期の410万ドルから570.7%増となります。ただし、前年の水準が非常に低いため、単純な比較としてはやや参考になりにくい面があります。

なお、オンダスをカバーするセルサイドアナリスト8人のうち、四半期開始後に2人が予想を引き上げ、2人が引き下げ、4人は据え置きとなっています。

■オンダスのテクニカル分析

次に、約8カ月前から3月3日(火)午後までのチャートを見てみます。
Ondas Is Up 1,000%+ Over 12 Months. What Its Chart Says Now


まず注目されるのは、11月ごろからヘッド・アンド・ショルダー型の弱気反転パターンが形成されていた点です。しかし、このパターンは2月中旬に完成することなく崩れたため、弱気シグナルは打ち消されました。

その後、株価は21日指数移動平均線(EMA、緑線)と50日単純移動平均線(SMA、青線)を何度も上抜け・下抜けしており、市場に一定の迷いがあることを示しています。

次に、チャート上に黒い三本の線で示したアンドリュース・ピッチフォークに注目します。

株価のサポートは、ピッチフォークの下側トレンドラインとほぼ一致しています。このラインを下抜けた場合、次のサポート水準まで下落余地が広がる可能性があります。

アンドリュースモデルによると、上値の重要ポイントは中央のトレンドライン付近と考えられます。これはおよそ14ドルで、水曜日の終値10.51ドルより上の水準です。

また、その他のテクニカル指標を見ると、相対力指数(RSI)はここ数週間、中立圏で推移しています。

一方で、MACD(移動平均収束拡散)は最近やや強気の兆しを示しています。12日EMA(黒線)が26日EMA(金線)を上抜けており、両者は依然としてマイナス圏にあるものの、弱いながらも強気のシグナルといえます。

さらに、9日EMAのヒストグラム(青いバー)も、約2週間にわたりゼロラインの上で推移しており、短期的には強気の動きと考えられます。

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