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SVB経営破綻に揺れるS&P500

SP:SPX   S&P500指数
週足
今週は高値切り上げ・安値切り下げの大陰線。
トレンドライン(赤直線)をしっかり下回って内側に戻ってきました。
4,000上は守ることできず。

SVB問題もあって下落の勢いが強い週となりました。
9月高値まで上がることもできず前半も弱い動きで終わってしまいました。

日足
今週の振り返り

前週の勢いに乗って短期フィボナッチの61.8%か78.6%を目指せるか確認したかったが失速。
水色丸印の61.8%手前が天井となって今週は続落した。

パウエルが議会証言で利上げペースを加速させる用意があると発言したことで、株価下落につながった。
2日目には利上げペース決定していないとの発言で株価は小幅な動きへ。

木金はさらにSVBの経営懸念も報道され、出来高増加をともなって簡単にSMA200を下抜け噴射。
また、トレンドライン(赤直線)も下回って、年始の価格帯まで戻ってきた。
ちょうど年末から2月頭までで引いたフィボナッチの23.6%付近で着地している。

チャート的には三尊天井の右肩を完成させた形状。

次週のシナリオ
①リバウンドする場合

SVBの続報次第な気もするが、フィボナッチ38.2%(3,930)前後やSMA200がレジスタンスとなるので、ここを上に抜けられるかが最初の節目でしょう。

次週はCPIが14日にあるが、SVBによる混乱でそれらのニュースに右往左往される可能性が高い。
SVB救済の報道も出てきているので、そこを材料視して再びリスクオンでリバウンドする流れが想像できる。

②下目線継続で下がる場合
下目線で下がる場合は、12月22日の3,764がサポートとなるかが試験会場。
3,760付近を下抜けていくと、6月安値が見えてくる

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