移動平均線⑤ トレンドとは

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移動平均線を使ったトレンドの定義に、
パーフェクトオーダーが、あります。

上昇トレンドなら、上から、
ローソク足、短期、中期、長期の移動平均線の順に並び、
下降トレンドは、その反対です。

チャートは、右が、月足、左が、週足ですが、
現在、ローソク足は、週足では、短期の20SMAの下に、
あります。

上昇トレンドに、回帰するには、
週足で、20SMAの上に、ローソク足が戻る必要が、
あります。

上記の、お話は、多くの方が、「当たり前のことだ」とか、
「そんなことは、知っている」と、
思われたかも知れません。


最近、私は、トレードって、
「どれだけ、当たり前のことを、愚直に繰り返すか」、
「基本を大切にできるか」だと、思っています。

人間には、好奇心がありますので、チャートの、
珍しい値動きや、新しい手法に、気持ちがひかれやすいです。

もちろん、特異な値動きを見た時に、
「なぜその動きになったのか」と、
考えたり、インプットを、継続することは、
大切ですが、「押し目買い、戻り売り」、
「ラインを引く」といった、
基本を大事にすることの方が、
より重要だと、考えています。

さて、一つの時間足で、チャートを見るときは、
短期、中期、長期の移動平均線の並び方と、
ローソク足の位置を見ます。

各時間足を見比べるときは、
例えば、20SMAを基準に、
「週足の20SMAは、完全にブレイクされたが、
月足では、実体では、抜けなかった」とか、
各移動平均線の並びを基準に、
「週足も、月足も、移動平均線は、
上から、短期、中期、長期の順番だから、
長期的には、まだまだ、上目線だな」
「もし、再度、週足の80SMAをローソク足が割ったら、
20SMAと80SMAが、デッドクロスして、
その場合は、月足の20SMAも、完全に割れるかもしれないな」
などと、分析や予想をしています。












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