ナスダック100先物、高値圏維持へ変われるか

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今週の振り返り

ナスダック100先物は、前週の急落から反発し前週に割り込んだ29,745〜29,842近辺の黄色の点線ゾーンを一気に奪回するところまでは届かなかったが、下値では6月26日安値を 6月9日安値より上で切り上げる形 になっており、チャートの骨格はまだ完全には崩れていない。

重要なのは、6月26日の押し目が6月9日安値を割らずに止まった点。4月安値からの上昇に対する深い調整の中でも、安値の切り上げは維持されている。ここを守れている限り、まだ上方向へ戻していく余地は残る。

一方で、現在値 29,656.2 は、日足のRVWAP 29,667.5 と VWAP 29,605近辺に重なっており、ちょうど短期の分岐点にいる。上に抜ければ再び30,000台を試しやすいが、ここで押し返されると、29,000台前半から28,800台を再確認する動きになりやすい。

上値では、まず 29,841.8(141.4%) とその周辺の黄色点線ゾーンを上回り、維持できるかが目下の課題になる。ここは前回まで支持化を確認していた水準で、今回も上に戻せるかどうかで、反発が本物か単なる戻り売りかが分かれやすい。

その上では、日足の直近高値圏である 30,324.9〜30,759.2 が次の壁になる。特に30,652.2がピボットラインでここを明確に上抜けできると、直近の新高値更新を再び攻略する形になる。30,652.2を抜けた場合は、週足の 31,574.4(N値)、さらに 31,609.5(161.8%) が次の上値目標として意識される。

下値では、まず直近安値28,864.3、次にオレンジ色点線ゾーン28,611.2(127.2%) と 28,187.3 が防衛線になる。ここを割らずに切り返せるなら、6月後半からの押し目形成はまだ保たれる。逆に28,187.3を割り込むと、安値切り上げの形が弱まりVWMA75近辺まで下値余地を見直す必要が出る。

週足では、価格はまだ上昇チャネル内に残っている。上値はチャネル上限と30,700〜31,000台の抵抗帯が近く、簡単に抜ける場所ではない。一方で、VWMA75 は下から上昇しており、VWMA200 もさらに下で中期の支えとして残る。短期は不安定だが、中期の上昇基調そのものはまだ続いている。ローテーション中のギクシャクした動きがチャートを形作っている典型だろう。

まとめると、今週は 6月26日安値で安値切り上げを確認し、反発余地を残した週だった。ただし、まだ29,841.8近辺の黄色点線ゾーンを完全には上回れていない。次週は、上では29,841.8の回復・維持と30,652.2ピボット上抜け、下では28,864.3〜28,611.2の維持が焦点になる。

次週のシナリオ

① 反発が続く場合

まず見たいのは、29,841.8近辺の黄色点線ゾーン を上回り、その上で終値を作れるか。ここを維持できれば、6月後半の下落は安値切り上げを伴う調整として整理しやすくなる。

その場合の次の上値目安は今週の高値30,324.9、さらに強い場合は 6月⑯日高値30,652.2 のピボット。30,652.2を明確に上抜ければ、30,759.2 の直近高値を再確認し、その先に 31,574.4〜31,609.5が見えてくる。

② 下落が再開する場合

注意したいのは、28,864.3 を割り込み、さらに 28,611.2 を維持できないケース。この場合は、6月26日安値を起点にした安値切り上げの形が崩れやすくなる。

その場合の次の下値目安は 28,187.3、さらに弱い場合はVWMA75近辺。ここまで下げると、30,000台回復シナリオはいったん後退し、4月安値からの上昇トレンドがどこで再び支えられるかを確認する局面になる。

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