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ドル円:105.5円をしっかり割れなきゃ、反転上昇の可能性も?

FX:USDJPY   米ドル/円

ドル円
15:20 2018/03/17


ドル円のポイント
・週足バンドの形が依然として発散
・先週は週足-2σではね返されたか?
・日足、黄緑の上のラインを若干上抜けて、黄緑のチャネルに戻れなさそうか?
・4時間足で下降三角形(descending triangle)サインか?


ドル円の予想とトレード
・月曜日のトレードは様子見
・日足レベルで105.8円を下抜けることができなければ、上目線になる可能性も…
・下目線復活は105.5円をしっかり下抜けてから




   先週を振り返ってみると、週初めこそは先々週の流れを引き継いで上昇したように見えましたが、結局は失速し再び105円台に戻されたような格好になっています。しかし、週足を見ると、この週後半の下落は本当に信じてもいいのか微妙な雰囲気のような印象を持ちました。

   週足を見ると、バンドの形は依然として発散しており、大きな流れが続く可能性は警戒しておいて損はなさそうに思いますし、まだ下落する可能性は否定はできなさそうです。しかし、週足-2σ(105.57円)が先週安値(105.60円)ではね返したようにも見えます。2月19日の週から105~107円でまごついていて値動きに大きなサインがないように思いますが、週足-2σを下抜けることができなかったということは、非常に重要なサインのように思います。一旦は反発し戻るような気がしました。



   日足を見ると、少々急なチャネルトレンドでしたが、黄緑の上のラインを若干上抜けています。さらにその後下落しているものの黄緑のチャネルに回帰することができずに、黄緑の上のラインの上の方ではりついているように見えます。このように、新年から続いていた下落トレンドに少し変化が見えてきているように見えます。

   とはいえ、まだ下落が止まったと判断するのは時期尚早のような気がします。いまは週明けの様子を見て判断したいと考えています。具体的には、月曜日の日足が黄緑のラインをタッチすることができるか否かだということです。週明けが大きく上窓を開けて105.8円を日足で下抜けることができなければ、上目線を意識したいと思います。逆に大きく下窓を開けるのであれば、もう少し、上目線はお預けです。



   4時間足を見ると、水色のラインによる「下降三角形(descending triangle)」のように見えます。もしそうであるならば、「下落トレンド中の下降三角形は下落の小休止」と考えられ105.5円付近のラインを下抜けて、再び下落すると考えられます。もし下目線を考えるのであれば、この105.5円をしっかり下抜けてからになると思います。



   月曜日のトレードは様子を見たいと思います。週足日足を見ると、下落トレンドに反転の兆しが消えるようなイメージに対して、4時間足を見ると、下降三角形で下落の小休止状態のイメージがあります。そのため、105.5円を下抜けるのか、それとも黄緑のラインを触れることなく月曜日の日足が完成するのかで方向が変わるかもしれないと思います。月曜日はその動きを確認したいと思いました。

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