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masao_shindo
2019年9月9日午前1時8分

大きな変化の兆しか!? ~小さな変化が大きな変化に繋がっていく~ ロング

US Dollar/Japanese YenSaxo

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米ドル/日本円 240分

8月から9月の動きを見てみましょう。

8月の前半は105円まで円高が進行しました。
そのときには、価格とMACDの動きに、ダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)が発生していました。
そこから大陽線が一本立ったことで、トレンド転換するのではないかと感じさせる動きとなりました。
ところが、その大陽線の高値(ヒゲのところ)を更新出来ずに、もみ合い相場に移行しました。
帯は下降帯から上昇帯に移行しましたが、大陽線の高値は更新出来ずに推移していました。
今度は、大陰線が出てダイバージェンスが発生したところの安値を更新してきました。
長い下ヒゲから一気に価格が切り返してきました。
今年の年初にもありましたが、強制ロスカットがヒットしたような動きとなりました。
買い方が振るい落とされてから切り返す動きはFX取引ではよくあることですね。

そして、もみ合い相場に戻りました。
今度は200EMAに向けた動きから200EMAを上抜けし、もみ合いの高値を更新してきました。
ここから、サポレジ転換するかどうかがポイントとなります。
サポレジ転換とは、今まで抵抗線だったところを更新しましたので、
その更新した抵抗線が支持線として機能してくればその流れが加速していきます。

こういった変化は小さな変化ではありますが、その小さな変化が多くの銘柄で発生していればそれは大きな変化の兆しとなることがあります。
多くの投資家の方は、上がるか下がるかを考えています。
相場は上がるか下がるか2分の1ですので、致し方ありません。
ですが、その相場観を強く持つことは実は危険なことなのです。
なぜ、危険なことかというと、相場観に拘ればこだわるほど、損切りが出来なくなるからです。
相場観を持っても「朝令暮改」のごとく、直ぐに切り替えることが出来れば問題はありません。
ですがそれが出来る方は少ないですよね。

上がるか下がるかを考えるよりは、マーケットに動きがないのか、それとも、動き出すのかを意識することが大事ですよね。

この小さな変化がどうなるか見ていきましょう。
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