【USDJPY】相場分析20200606 月足三角保ち合い上抜け/ 110円突破を想定したロング戦略

【サマリ】
月足で三角保ち合いを形成していたドル円。
先週に入るまではレンジ相場のごとく方向感のない小幅な動きを繰り返していましたが、先週の急上昇でついに月足三角保ち合いを上抜けました。
これにより110円突破が現実的となり、さらなる上昇も期待されます。
そこで110円突破を想定した今後のロング戦略について解説します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
月足
赤と緑の斜線による三角保ち合いが形成されていました。
最後のローソク足は現時点では未完成ですが、これを週足で確認します。

週足
見事な大陽線で三角保ち合いの上限を上抜けしています。
大陽線の上ヒゲがちょうど
・200MA(パープライン)
・オレンジの水平線(110円付近の意識ライン)
で止まっています。ここではかなり強い売り圧力が働いているものと推測できます。


<中期足>
日足(最上部チャート)
4日間連続の陽線です。110円に到達しようかというところで上ヒゲを伴った陽線で先週は終了しています。

<今後のトレード戦略>
月足で長らく意識されていた三角保ち合いが上抜けしたことから、この上昇の流れはまだ続くと見ています。
よって今後110円を突破してさらに上昇していくことを想定したロングを狙います。

エントリーポイントとしてはまず110円ラインを突破して、110円ラインが押し目になった後の押し目買いを狙います。
相場が上昇していく限り、その上昇についていく。
勝手に値頃感で売ったりせずに、シンプルなトレード戦略を取ります。