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米ドル / 円: 20週移動平均線付近で回復制限

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FXStreet - 米ドル / 円の昨晩の回復も、20-WMAの121.72付近で勢いを失い、日本の株式市場が安値で開始したことを受け、レートが再び後退し始めている。

米ドル / 円、50-WMA付近で反発

現在、米ドル / 円レートは、0.15%高の121.64、東京市場開始前につけた高値121.75から後退している。50-WMAの121.10付近で新たな買い手が入り、レートが上昇したが、121.75で底堅い抵抗にあい、再び121.60付近へと下落し、現在この水準で取引されている。

原油価格の下落からの世界株式市場での低迷により、日経が安値で始まり、市場にリスク回避の流れが入り、日本円が上昇し、コントロールを握った。

昨日水曜、米ドル全面安の中で、米ドル / 円は、1か月振り安値121.07を付けた。日本のファンダメンタルは好調で、米ドルに対する円の上昇基調を維持した。

三菱東京UFJ銀行のアナリストは、「今週の経済データは、安倍内閣の規制緩和を歓迎し、日銀も日本経済に対する楽観的な見通しを維持するであろう。投機筋は、日本政府のちらつかせた、財政活性化政策で、日銀が早ければ2016年第1四半期にも、追加緩和を決定する可能性を考慮し、一方で、第3四半期GDPの上方修正と機械受注の上昇によって、日銀が現在のスタンスを維持するかもしれないとも考えている。」と解説した。


米ドル / 円の注目水準

レートは、下落しており、直近サポート水準は、122.24 (100-DMA) 、さらに121.10/07 (50-WMA/ 12月9日安値)にもある。上昇サイドの直近レジスタンス水準は、100時間移動平均線と200時間移動平均線の交差する121.89にある。この水準を割り込むと、122.11 (20時間移動平均線)へと続落する可能性もある。

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