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ドル円はさらなる下押しにも要注意

OANDA:USDJPY   米ドル/円
USDJPY
昨日のドル円は序盤こそ、反発の動きが強まるものの、後半は失速し、安値を切り下げる動きとなり、一時110円を割り込む推移となりました。
本日も引き続き上値の重さが残る可能性が考えられ、昨日サポートとなった安値を結んだライン付近や大台の110.00、その前のサポート水準となる109.50-60付近を守れるかどうかで下落基調継続の可能性を探っていきたいところです。
先週の上昇分を吐き出すような動きとなっているほか、109.50-60を割り込んでしまうと、2月に入り構築された買いポジションの多くが含み損を抱えている状況に陥ってしまい、損切りの売りも出やすく、下落基調が本格化する可能性が考えられそうです。
一方でRSIを見ると、下落の勢いが少し弱まっているようにも見えるため、短期的に反発が強まる可能性にも少し注意が必要かもしれません。
安値切り下げに失敗したり、高値を結んだラインや直近の高値を突破できるかどうかで反発の可能性を探りたいです。